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歪み

そうそうこれだよ。

以前観た動画に変に納得したことがあって、たまたま今日それを見つけた。

WEB上で出会うモノって油断するとさーっと流れていってしまい、巨大な情報の海の中に沈んでしまう。人との会話や本との出会いによる気づきと違って、ついメモしたりして残すことも無かったり。

卯月にとってオタク系の学びの多い岡田斗司夫氏ですけど、「これは好き」。この近況ノートにメモっておくとしましょうか。

【理屈民族】人の理屈とは"歪み"である
https://www.youtube.com/watch?v=Nx3TXsipSb8

「所詮人間なんだから、考えていることがすべて言葉になるはずがないと。で、所詮人間なんだから自分が信じていることとかやりたいことを言えば、必ず矛盾してくるはずだと。その矛盾を許し合って面白がり合おうじゃないか」

人間だから矛盾もある。

「人間だから矛盾があるというか、矛盾をなんとか自分でもごまかして、覆い隠そうとして、理屈を組み立てるさまが、人間の素晴らしいところだし、魅力的なところだと」

「だからその理屈というのは必ず、歪みが発生してるし、歪んでるからダメだじゃなくて、どんなふうに歪んでるのかが面白いか、その意味では、完全なシンメトリーの美しさではなくて、あの和の器とか、そっちの方の考え方に近い」

「完全な円形のものとか、完全な四角いものって技術的に作ろうと思えば作れるんだけども、でもこの歪みみたいなものが味でしょ、で、人間ができるのはそんな完璧な神の世界の正方形とか正円とかではなくて、この歪みでしょ、っていうのが俺好きなんですよね」

以上。

何か創作方面にでも使っていただければ。

では。

2件のコメント

  • 人間の顔というのも実は左右対称ではなくて、CGなどで左右対称な顔を見た時に覚える違和感がいわゆる「不気味の谷」の正体なのだとか。
  • 「不気味の谷」は、阪大の石黒教授のアンドロイドの話も思い出されますね。この概念は1970年ロボット工学者の森政弘氏が提唱したのだとか。そこから人間らしさへの探求がはじまったというのは興味深いですね。

    人間の発する自然な歪みの再現は難しいようで(現在はAIさんが頑張っているようですけど)。小説も軽いラノベならそんなに気にしなくてもよいのでしょうが、ガチ系の文学モノだとこの歪みの持っていき方がミエミエだとザンネンな感じになりますね(プロもアマも。ああ、卯月の個人的見解でつ)。

    実生活で人の歪みを見るのをおもしろく感じている卯月でした。
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