私は投資をしている。
主にアメリカ株に投資をしている。
御存じのように、世界はものすごいインフレだ。
日本にもその波が打ち寄せてきている。
が、投資をしているとわかるが、実は日本のインフレ率は世界のそれとはかけ離れて低い。
コアCPI(石油、生鮮食品を除く物価)というのが世界基準で、日本のそれをみると、なんとまだまだ「デフレ」脱却ではないのである。
インフレ率はだいたい年に2%程度あれば、経済成長は順調といわれる。
アメリカはコアCPI6%
ドイツ8~10%
イギリスに至っては12%くらい
バブル崩壊の時も、同じ現象が起きたが、
マスコミでは、円安どうにかしろ、みたいな議論が盛んである。
そして、先週の木曜日に、財務省が為替介入をしたら、まあ、株界隈まで
拍手喝采である。
私はこれをみて、戦前の軍部もパールハーバーあたりを、こんなふうに報道発表をして、大衆も、大喜びしたのだろうなと。
金利差が問題なのに、為替介入をしたところで、一過性であることは誰でもわかることで、実際、1990年代に榊原(ミスター円)が介入した時も、なんの効果もなかったことが実証されている。
エンゾー氏(為替の投資家)がいってたが、ようは数年先の、ドル安容認を見越して、今回、財務省の為替介入を了解したのではないか、という妄想を動画にて解説している。
私はこの説に賛成だ。
無論、1~2年先の話だとは思うが、アメリカがインフレに苦しむ中、ドル安を許容するにはなんらかの、お土産、ないし、未来の利得が必要なはずである。アメリカはそういう国だし、そもそも国というものは自分のことしか考えない。
国際関係では強いやつがわがままにふるまってかまわないのだ。
投資をしたことがない人には、何を書いているのか、イミフと思うが。
これから日本で起きることを、一つ、かいておくと。
さらに生活は苦しくなります、ということ。これは確定的である。
なにしろ、岸田政権を選んだのは他でもない日本国民なのだから。
そして、財政積極派の安倍もと総理が亡くなった以上、緊縮路線がつづき、
日本が貧乏になるのはすでに株価に織り込まれている。