はじめまして、神取直樹と申します。いつもはなろうさんで小説を書かせていただいていますが、春の風に押されて、今、一番執筆率の良い小説だけ、こちらにも置かせていただくことになりました。
文章が今よりも大分拙い頃から書いているものなので、初めの二章程は読みにくいかもしれませんが……
自己紹介も含めて、本日投稿させていただいた「行くも餓えるもこれ一重」について、少々の紹介をさせていただきます。
「行くも餓えるもこれ一重(以下、略称として『行く餓え』とさせていただきます)」は、主人公の一人である「大宮一夜」を中心に、彼が生きる「宮家」の長年にわたる罪や、その贖罪を描いた物語になります。
彼らは古代より国の根として、多大な犠牲、生贄を出しながら、八百万の神々を祀り、その力を使ってきた存在です。
一夜達はその神々による災害に巻き込まれたり、宮家の行った過去の儀式の代償を乗り越えようと奮闘します。
本日公開させていただいた行く餓え序章では、そんな彼らの秘密や過去の一部分のみが描かれています。後々、登場人物たちの大きな嘘や、悪意、異質性が浮かび上がることでしょう。
それでは、次回公開は「壱章:千宮編」の6エピソードです。公開予定日は三日後の4月5日の、私の手の空いている時間でしょうか。
その時まで、また。