秋月月日

戸成水樹と森野光莉は腐れ縁の幼馴染み。 物心ついた頃からずっと一緒だった彼らは、ことあるごとに周囲から「実は付き合ってんだろ？」と噂され続けてきた。 そんな二人はある日の放課後、…

オタクであること以外特徴らしい特徴もない男子高校生、唯野大地。 今日も推し活に励んでいた彼はある日、隣の席のギャル・綿貫たんぽぽが隠れオタクであることを知ってしまう。 彼女の秘密…

学生時代に恋していた女教師への恋心が忘れられず、ずるずると独身貴族を続けていた社会人二年目・東谷陸。 そろそろ吹っ切らなければな、と始めたマッチングアプリで、かつて憧れた女教師、…

柊木双葉は、完璧が服を着て歩いているような、完全無欠の生徒会長だ。 同じ生徒会役員である俺にも常に笑顔で接してくれるし、お弁当を差し入れてくれるし、勉強だって見てくれる。 「北斗…

高校生でありながら重度のソシャゲ廃人である俺・春日部蒼人は軍資金を稼ぐため、ネット広告で見つけたレンタル彼氏なるアルバイトを始めることになったのだが……お年頃で最近言葉も交わして…

「重音の部屋で、授業を受けさせてほしい……」 突然そんなお願いをしてきたのは、ずっと疎遠だった幼馴染にして、極度の機械音痴でもある常坂枝折。 昔からそんな彼女の頼みに弱い俺は、二…

学園一の美少女・雨宮雫に俺は嫌われている。 それなのに、まさか彼女が俺の許嫁だっただなんて！？ 雨宮さんからしてみればさぞかし迷惑なことだろう。 ――そう思っていたのに、雨宮さん…

「明智雅先生。私は、あなたの作家人生を終わらせます」 新進気鋭の売れっ子目隠れ美少女ラノベ作家が僕に脅迫をしてきた。デビュー作打ち切り、底辺を全力で駆け抜けている、クソ雑魚ラノベ…

ある日、いきなり、私は告白された。 「好きな人ができた」 ……いや、私、あんたのことが好きなんですけど！？ 衝動を抑えきれず、失恋短編書いてみました。後悔はしてません。 よろし…