トウリン

　そこにあるのは――絶望。 ※以前ブログで書いた作品に加筆修正した物です。

“わたし”は連続殺人犯。これまでに数えきれないほどの人間を面白半分に殺してきた。だから、わたしの周りにはつねに怨霊たちがつきまとっている。ただ、わたしはそれを気にせずやり過ごして…

私が通っていた小学校には、「節穴に指をいれると指が無くなる」という怪談話があった。 その節穴は、六年一組にあった。小学生の頃、私は節穴の恐怖と戦って過した。 小学校を卒業して数年…

フローリングに彩子が倒れている。 金属バットを握りしめたまま、動けなかった。 僕は、彼女を殺してしまった──。

子供時代には誰もが話した噂や都市伝説。誰もが必ず聞いた事があるはず。 そんな噂や都市伝説も今の子供にも勿論ある。 そしてそんな子供達の中で今話題に上がっている噂や都市伝説、それは…

貧乏バックパッカーがヘンテコな呪術でひどい目にあう短編ホラー。 数年前書いたっきりどこにもやり場がないのでここにて公開。

ある日、俺が家に帰って来ると、ＰＣ用のデスクの机の上に１冊の黒いノートが置かれていた……

「我が国の人口は飽和状態であり、このままでは大変危険なので、減らしちゃいましょう」 首相の一言で始まった「人口逓減政策」の元で綴られていく、僕と伊藤悠奈の物語。

祖母が死に、一人残された「私」は家を出ることを決める。 その引っ越し前日、一人の男が「私」の元を訪ねてくる。 家を出ること、それは「私」にとっては「彼」と別れることをも意味してい…

拡張現実を駆使し、神話生物を蒐集できるゲームに手を出した。それがぼくの運の尽きだったのだろう。

その１："好奇心" 　ある日、自宅の中で黒いＵＳＢメモリを拾う主人公。そのＵＳＢメモリは、主人公が購入した記憶の無いものであった。そのＵＳＢメモリを会社に持ち出した際に、同僚に話…

他人にレビューをつけることができるようになった未来。 中学二年生の少年はクラスメイトたちに低レビューをつけられ不登校になる。 引きこもっていたある日、少年の元に他人の記憶を覗…

知識欲が旺盛な女の子の話。 なろう、pixivでも公開中です。

仕事一筋だった主人公は四十代半ばにして、若く美しい妻をめとった。それから半年は順風満帆な生活を送っていたのだが、近頃は深夜に目が覚めると、決まって部屋の暗闇から不穏な気配を感じる…

娘を迎えに来た父親が娘の住むマンションで見た物は人が人を襲うまるで映画のような光景だった……。

　｜未葛花稲穂《みかつかいなほ》と｜紅葉子《くれないようこ》が出会ったのは高校の入学試験の時。稲穂は彼女に一目惚れをした。 　いづれ化け物になるべくしてなる、暗い女の子に。

夜道に立ったあたしのそばに、ある『男』が近づいてきた……

「ねえ、蝸牛ってどうやって死んでいくのか知ってる？」 彼女の言葉はいつも唐突で、まるでどこから発せられるのか捉え所がなかった。

暗闇で目が覚めた。 ＊これは実在する事件や事故や災害の事に触れています。ご不快に思われる方はご注意下さい。

この世の中で本当に恐ろしいものはなんでしょうか。 霊ではありません。 あやかしでもありません。 悪魔でも人の心でもありません。

高層マンションの屋上から身を投げた男を襲う恐怖！ ※小説家になろうにも掲載しています。

夏の夕暮れの寂しさと怖さ、小さい頃に感じた不安、過ぎ去ってしまったものへの思い。そういうものが表現できていたらいいなと思います。

屠殺人の烏牛（うぎゅう）はある日目覚めてみると自分が牛になっていた。そして自分に殺された。

彼氏を愛しすぎた女は彼の愛を取り戻すためにある手段に出た。そして女に待っていた最期とは・・。

「私」目線で語られる、ちょっとホラーなミステリー。 私が目覚めると、目を覚ます前の記憶が消えていた──。 そして、私は「家」から出られなくなった…。

なんか衝動的に書いたやつです。ジャンルはよくわかんなかったんで、とりあえずホラーです。

村で流行った伝染病から村を救うため、主人公は天使の元へ向かう────。

充明は車に乗りひとりで隣町に行くことになった。 先輩は地図を描いてくれたのだが・・・

森の中にある小さな集落。 化け物に連れ去られた娘を救う為に六人は巣へと入っていく。 ――旅人は、甘い罠にいつからかかっていたのだろうか。 ※後味悪い作品ですので、苦手な方はご遠…

そういえば、マスクをつけて寝ていたのだ。

　道の真ん中に、長ネギが落ちていた。 　最近は何が起きても不思議じゃないし、そんなこともあるんだろう。 　さて、晩飯の食材を買いに行こうか。 　今夜は、何を食べようかな。

ある日平和な日常は消え去り、芝刈り機たちの反逆が始まった。

小学生の「私」は、長期休暇になるといつも田舎にある祖母の家に預けられる。穏やかな集落で過ごす日々を私は楽しんでいたが、そこにはひとつだけ、奇妙な気配があった。 田舎に伝わる夜行…

「夜が来たらカーテンを閉めろ！」 父は、病的なまでに夜の窓を忌避した。理由は誰もわからない。 そんな父の訃報を受けて帰省した菜穂。山深い田舎の旧家で執り行われる通夜に、不可思議な…

心霊現象を一切信じない男。 心霊現象を茶化しバカにする男に不思議な現象が起こり、やがて男は追い詰められて行く・・・

「あの肉」が食べたくてたまらなくなった俺。売られていない非合法な赤い肉。 肉の魅力に抗うことができず翻弄される男の話。

理不尽な運命に抗う少女。 彼女が選ぶ道は、果たして赦されるのだろうか。 -------------- 現代ホラーテイストの短編です。 ※この物語は、法律・法令に反する行為を容…

『クトゥルーの復活』シリーズ第４弾 １～３作の影で進行していた様々な思惑。 続編兼サイドストーリー 過去のたくさんの方の作品をリスペクトし 様々な名称・設定を利用させていた…

第五回ネット小説大賞一次選考通過作品 『クトゥルーの復活』シリーズ第３弾 隠された陰謀。暗躍する無貌の神父。 それは、すべて意味のある行為だった。 過去のたくさんの方の…

ある日見つかった深い深い穴。 その中に広がるのは恐怖の神話への誘い 一緒に深いところまで落ちていきませんか？ 『クトゥルーの復活』シリーズ第２弾 過去のたくさんの方の作品をリ…

謎の文書に隠された秘密、解き明かすとそれは。。。 クトゥルー復活の儀式が日本で始まる。 『クトゥルーの復活』シリーズ第１弾 全てはここから始まった。 過去のたくさんの方の作品…