「カクヨムWeb小説短編賞2020」の中間選考の結果発表がありました。
私は新作一本に旧作のブラッシュアップ三本の合計四本で参加しておりましたが、結果は毎度のことだろう、ってな感じで職場PCでぼんやりと眺めていたら……なんと、あるじゃないですか!
唯一の新作「量子図書館へようこそ」の名がそこにありました。それを目にした私は思わず姿勢を正してしまいました。
応援くださった皆様にはこの場を借りてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。ほんとうにありがとうございました!
ツイッターやらで私は本作について、昨年の某公募の落選作です、なんてつぶやいておりますがそれは本当で、その公募は「日経星新一賞」でした。理系的発想の作品とのことで、構想したのは一昨年の春先のことでした。しかしその年の夏場までに六割方書き上げたところで行き詰ってしまい、そのまま参加は見送りました。
やはり自分に公募は尚早だったのかな、と、その作品はお蔵入りになったのですが、しかしせっかくなので完成させてどこかで公開しようなんて考えて書き上げたのが昨年の梅雨明け頃でした。
そうなると欲が出てくるんですね、「よし、リベンジだ」なんて思いがムクムクと。そして締め切りの一か月前に推敲を完了して、心機一転、応募したのでした。
そして結果は……それはもう、前述の通りでした。
でも考えてみればお蔵入りしてはいたものの一年がかりで書き上げた作品です、このままってのはいくらなんでもだろう、そう考えた私は早速公開に向けて再度の推敲をし、一万文字を四話に分割してカクヨムでの公開に踏み切ったのでした。
するとカクヨムにて短編賞が開催されるではないですか。ああ、それならば、と懲りずに応募したのでした。
実は昨年まで長編や短編をあちこちに応募していたのですが、いずれも鳴かず飛ばずですっかり意気消沈、今年は公開中の長編二本を完成に向けて書き溜める年にしよう、なんて考えていた矢先の中間発表通過、しかしそれに慢心することなく、公開中作品の執筆にまい進する所存でおります。
これからもぜひとも応援をよろしくお願いします。
さて、それでは今回通過できた作品をご紹介します。未読の方も既読の皆さんも、どうぞ覗いてやってください。
量子図書館へようこそ
~彼は如何にして苦悩することをやめて最後の決断を下したのか~
https://kakuyomu.jp/works/1177354055229501983舞い上がり中につき、乱筆乱文弥栄!