新年あけましておめでとうございます。
昨年一年の総括と今年の抱負というか目指すところをこの場を借りてお話させて頂きます。
昨年二〇二〇年はコンテストに挑戦した一年でした。詳細は割愛しますが、
・第8回ネット小説大賞(小説家になろう)
・第6回歴史・時代小説大賞(アルファポリス)
・角川武蔵野文学賞
・カクヨム2020夏物語
と参加しましたが、結果はまあ、トホホなもんでした。
そして自分にとって一番のイベントだったのが「第8回日経星新一賞」への参加、こちらはウェブ公開ではなく公募でした。
実は二〇一九年の夏に参加を考えて書き始めたのですがどうにも納得できる仕上がりにできなかったので見送ったものをブラッシュアップして参加しました。結果はもちろん……以下省略。
「量子図書館へようこそ」
これがコンテストの規定文字数一万文字の短編でしたが、せっかく一年かけて書き上げた作品です、ウェブ向けに四話に分けて、ラノベ風のちょっと長いサブタイトルを付けてカクヨムで公開しました。
するとちょうどよいタイミングでカクヨムにて「カクヨムWeb小説短編賞2020」が開催されるではないですか。それならば、と本作ともう一本ブラッシュアップした旧作で参加しております。
「近ごろ友人がライトノベルを書いているようだが、その内容が現実的すぎるんだ」
こちらは二〇一八年の秋に書いた作品です。ワインをモチーフにして劇中劇ならぬ作中作に挑戦した大人向けの小話です。
短編はそのままではどんどん風化してしまいそうで、このたびの参加を決意しました。
そして本作はなんと、詩一(@serch)様からとても嬉しい感想とレビューを頂戴しました。この場を借りて御礼申し上げます。
こうして振り返ってみると、旧作品が多いですが、いろいろと参加したものです。
一方コンテスト以外では読者の方から長文の感想と、それに加えてファンアートを頂けたのが昨年一年間における最大の成果であり喜びでした。
「うちのエルフが、どーもすいません」
この作品は元々は異世界語というか人工言語を創作してみたい、なんてところからスタートしました。そのため実はストーリー展開のプロットは詰めきれていない部分はありますが、とは言え、今では一番の自信作、この先までのイベントやキャラの構想はできておりますので、ご期待ください。
以上が昨年の振り返りでした。
さて今年、二〇二一年はどうするか。それはコンテストや公募は控え目にして公開中の作品の充実を図りたいと考えています。
「フェティッシュ・ヴァリエーション」
「うちのエルフが、どーもすいません」
前者は全五話構成、残る二話の公開と完結を目指します。後者はこれからも続きますが、今年は執筆ペースを上げたいな、と考えています。
そして最後に、
「よもぎ☆彡エクスペリエンス」
ですが、すみません、こちらは昨年五月の連休あたりの公開を最後に中断しています。理由はサブキャラの九尾が活躍しすぎて主役のよもぎちゃんの影が薄くなってしまって、こりゃいかん、とストーリーの見直しを進めていたところ、前述のようにコンテスト参加をし始めたおかげでなおざりになってしまったのでした。(決しておざなりではございませんです)
こりゃますますいかん、今年は本作も進めなくては……。
この作品は完結した「よもぎ☆スピリッツ」の続編ですが、私のライフワーク的作品と考えています。大まかですが最終話までの構想もできてますので、エタることなく進めていく所存です。
さて、新年早々の自分語りになってしまいましたが、上記の通り本年は公開中の長編の充実を図る一年にしていく予定です。
相変わらずの亀進行ではありますが、今年もご愛顧ご愛読と応援をよろしくおねがいします。
乱筆乱文弥栄。