昨年、2018年8月から公開を開始した拙作「よもぎ☆スピリッツ」が本日完結しました。奇しくも平成最後の日に最終回を迎えたわけですが、これからの新しい時代、令和に向けて続編も公開しております。前作をお読みくださったみなさまには引き続き続編もご愛顧をお願いします。

 私がライトノベル……のつもりなのですが……を書き始めたのは2017年の秋頃からでした。その年の春先にオピニオン系の雑誌で「小説家になろう」に関する記事を読んだのがきっかけでした。私、電子書籍は知っていましたが、ウェブ小説については全くと言っていいほど知識なしでしたので、それではと考えて覗いてみたんです。
 知人からのおすすめもあって、最初に読んだのが「異世界食堂」でした。おもしろかったなぁ、斬新で新鮮で。ではその他はと言うと、前述の記事にも書いてありましたが異世界と転生のオンパレード。なんじゃい、これは、って思いましたね。
 そして何作か目を通して見ました。う――ん、これでいいのかなぁ。そんなことを考えながら、そっか、自分もやってみればいいんだ、と。そして思い立ったのが2017年の夏頃のことでした。
 最初は通勤電車内での妄想から、そしてそれをメモ書きにして、テキストファイルに保存して、その頃にはラノベ作法のようなサイトを見ては勉強して、設定を積み上げていきました。

 最初に思いついたのは学生時代の後輩に聞いた不思議な話、これは私の初投稿作品「生垣」として公開しましたが、その話を膨らませて、女の子の幽霊と同居するお話を考えたのですが、どうにもこうにもエピソードのネタがなく続かないんです。なので一旦それは破棄して別のお話を考えたのですが、そちらについてはキャラも設定していくつかのお話も組み立てたのですが、やはり頓挫。ここに来てあらためて創作の大変さを実感したわけです。
 さあ、どうしたものか。いっそのこと初心にかえって最初の構想を伸ばそうじゃないか、ただし長期連載なんて考えないでまずは短編か中編で。それならば
同居の女の子の幽霊が成仏することを助ける話なんてのでいいんじゃない、と。こうしてできあがったのが「よもぎ☆スピリッツ」でした。

 実は当初はメインストーリーの他にもうひとつのテーマがあって、それは主人公のよもぎちゃんが80年代を生きていたってことから、要所要所に80年代の文化風俗を織り交ぜてみようということでした。
 しかしこれはあえなく消えてしまいました。ただし断片的に残ってるのが、よもぎちゃんの鼻歌とそれを見つけ出すまでのくだりでしたね。(ちなみによもぎちゃんの鼻歌が判明するくだりで登場するのが途中で頓挫したプロットに出てくるキャラのゲスト出演だったんです)

 そしていざ書き始めたら、ん――、短編か中編のハズだったんですが、気がついたら20万文字を超える作品に。その上、ライトノベルの経験が浅いせいか、かなりみっちりとした文体に。(自分では「みっちり系」って呼んでます)
 疑問を感じながらも「いや、きっと読みごたえがある、なんて言ってくれる人もいるに違いない」なんて考えながら「みっちり系」を貫いてしまいました。しかしこれについては次回作以降は改善をはかりたいと考えております。

 そんなわけで、本日、最終回を公開したこともあって多少高揚気味の作者ゆえ、まとまりのない文章になってしまいましたことお詫び申し上げます。
 なにはともあれ、これからも拙作品へのご愛顧のほど、お願い申し上げます。


乱筆乱文、弥栄!
ととむん・まむぬーん