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独り言

すみません、これめっちゃ長くなってしまうかも。しかも、これ近況ノートか? って感じなのでスルーしちゃっても全然大丈夫です。僕の悩みというか独り言なので。

実は最近、少しずつなんですけどプロットを組み始めていまして。でもそこでちょっと問題が出てきている状況で。どうしたら良いのか全然分からず、自分の頭の中の整理も含めて、ここに独り言としてまとめておこうと思いまして。

知ってる人は知ってると思うけど、僕って高校行ってないんですよ。あ、卒業はしてます。たぶん皆さん、頭の上にクエスチョンマークが浮かんでいることでしょう。だって僕自身も意味分からないんですもん。えーとですね、僕は高校を辞めるために何度も何度も退学届を出していたんです。でも全く受理してもらえなくて……。未だに不思議で謎なんですよね。僕としては退学しても大検取ればいいやと考えていたんですけど。

高校を退学したかった理由はふたつありました。ひとつ目は親父が働かないで朝からお酒飲みながら小説書いてばかりで、そのせいで生活キツいから僕も家計を助けるために朝から晩までバイトしていていたんです。寿司屋とマクドナルドの掛け持ちで朝9時から夜9時まで。でも安いんですよね時給が。だから時給の良い所で本腰入れて働きたいなあと思って、それで退学したかったんです。

ふたつ目は単純に、高校の授業に絶望したことですね。中学のときはバスケ三昧で楽しかったからなんとか我慢していたけど、授業の意味が僕には分からなくて。中学の授業って、教科書に沿って先生が説明するだけじゃないですか。それが理解できなくて。教科書に沿って説明するだけなら、授業受けないで自分で教科書読めば良くない?的な。

で、そんな僕は高校の授業に期待していたんです。義務教育ではないから、きっと授業の内容も変わってくるだろうと。でも全然変わらないの。やっぱり教科書に沿って説明するだけ。あー、これ高校通う意味ないなあって思って、それで退学する気になったんです。入学二日目くらいだったかな、とりあえず教科書はすぐに公園のゴミ箱に捨ててしまいました。だから僕の学校のロッカーにはバスケットシューズと体操服しか入っていませんでしたね。教科書を全部捨てたわけですから、もちろん授業にはほとんど出ませんでした。美術と体育、それと剣道のある日は出席してたんですけど。バスケ部には気が向いたら出るくらいでした。

それで今さら悩んでしまって。僕はカクヨムでは基本的にラブコメを書いていたんですけど、高校のことを全く知らなくて。例えばどんなイベントがあるのかとか、高校の規則ってどんなものがあるのか、どんな雰囲気なのかとか、修学旅行ってどんな感じなのか、とか。なので、とりあえずネットで調べたり、高校を舞台にした作品を読んだりして、なんとなくの知識をつけながら書いていたんです。でもやっぱり限界がありますね、どんなに調べたりしても実際に経験していないから書けないことが山程。

なので、もう変化球でいくしかないのかな、と。その変化球がなかなか見つからず……。どうしたものかねえ。

ちなみに僕、プロ志望ではないんですよ。小説で生計立てるほど筆力ないですし。ただ、僕は生きてきた証を残したいんです。これは昔から一貫してるんですよね。だから、もし何かの間違えで書籍化できたら引退すると思います。

はあ……奇跡起こらないかなあ。

5件のコメント

  • なかなか悩ましいですね。。
    ただ、私は、十色さんのラブコメ大好きでした!
    世の中に溢れる、一般的な学園ラブコメも、もちろん大好物ですが、少しひねりの効いた十色さんのラブコメも良さが際立っていましたよ?

    読み専の私には分からない苦労が作家さま達にはあると思うので、偉そうな事を書いて恥ずかしいですが。。
    どんな物語をこの先紡がれても、私は、多分、十色さんの物語を また大好きになると思います。  
    駄文を失礼いたしました。
  • >kiyさん

    大好きだなんて言ってもらえて、本当に嬉しいです!偉そうなことだなんてとんでもないです、遠慮なしにこれからも何でも書いちゃってください。それが僕のエネルギー源になるんです。書き手の僕にとって、kiyさんのご意見はすごく貴重なんです。

    それに僕は書き手も読み専さんも全く同じ立場だと思っていて、どちらが偉いとかそういうのは全くないですよ。編集者時代から、この考え方は変わらないですね。読んでくれる人がいるから、僕は書き手でいられるんです。だから感謝の気持ちしかなくて。

    しかし、変化球って難しいですね。なかなか案が浮かんでこない……。最近読んだもので変化球だと感じたのは『上野さんは不器用』という作品かな、小説ではなく漫画ですけど。科学部の部長が好きな後輩の気を引くために毎度毎度変な発明品を作るんですけど、理科室の中だけで話を完結させる上に、すごくぶっ飛んでる。まさに変化球でして。この作品のように書いてみたいんですけどねえ……。
  • 一般的と言われるベタな高校生活
    意外と少ないのではないのでしょうか 架空の世界にしないのかも知れません。すべての人が想い描く憧れの最大公約数が元になっているのでしょう。

    そんな私も一般的では無い高校生活だったかも知れません。
    学業をする場としてはもちろんですが、人のつながりを作ることが大きい目的だったと感じます。家のためにも・・・ なんだか歪んでいますよね。
    こんなじゅうななさいでも成績優秀な優等生だったのですよ。下級生からもモテたのです。ずっと女子校ですけどねっ
    だからこそ高校生活を描いたラブコメに心惹かれるのでしょう。そんな私がここに居るのです。十色さん印のラブコメは私に刺さったのですよ。
    上野さんほどアグレッシブではございませんが私の日常も変化球の塊です。むしろ直球が無いようにも感じます。
    十色さんが感じる直球をそのまま全力で投げたら、意外と誰かに刺さる変化球なのではないでしょうか

    十色さんは書籍化されたら引退してしまうのですね。
    私がカクヨムで応援していた作家さんで書籍化された方もいらっしゃいます。応援するあまり近所の書店でお勧めポップを書いて店頭に並べてもらうくらいには応援してきました。もちろん購入もしましたよ。
    そして書籍化された作家さんの多くがそのままカクヨムでの更新をやめてしまわれました。どんな事情なのかは分かりません。何かをやり遂げて筆を置いてしまわれたのでしょうか
    ある種の承認欲求が満たされたのでしょうか

    勝手ですが応援していたファンとしましては少し寂しく感じております。
    そして十色さんが書籍化したら・・・ 自分勝手ではございますが断固阻止させて頂きますっ もっと私を構ってください。


    >>>重要なお知らせ
    ここまで熱くなって何も考えず想いを綴ってしまいましたが、重要なお知らせでございます。
    私は『じゅうななさい』でございます。まだ高校生活を送っている原液女子高生でございます。
    異論反論は受け付けておりません。ご了承ください。
  • >音無雪さん

    どうなんですかね、皆さんはどんな高校生活を送ってきたのか凄く気になります。でも音無さんのように人との繋がりのために高校生活を送るというのは歪んでなんかないと思いますよ。むしろ素晴らしいことだと思います。高校にほとんど行っていない僕ですが、仲の良い友達は何人かいましたし。朝9時から夜9時までバイトをしていたけど、それが終わったら友達の家に行って朝まで遊んでいました。他の皆んなはそのまま学校に直行してたけど、僕はそのままバイト先に行く感じでしたね、そういえば僕は一体どこで睡眠を取っていたんだろう……。

    あ、それ僕も同じです。あまりに雑な高校生活を送ってきたから、それを取り戻すために学園もののラブコメを書くようになったんですよね。だけど最初は全く違うジャンルで書いていまして、色々と感想頂いたんですけど、とにかく悲しい結末のものばかり書いてました。今では信じられないですよね、ハッピーエンドしか書かない今の僕からすると。

    で、音無さんがちょうど僕が常々不思議に思っていることを書いてくれたのでちょっと綴らせてもらいますね。

    コンテストで受賞して書籍化した方々、たった一作で終わってしまうことがやたら多いと感じていて。編集者さんはその方々の作品に魅了されて受賞させて書籍化させるわけじゃないですか。なのに二作目を書かせるパターンがあまりにも少ない。それで結局、その方々はまたコンテストに出したりしてるわけで。振り出しに戻ってる人が多すぎ。

    これの意味が全く分からないんです。魅了されて書籍化したのであれば、編集者は新たに書かせて書籍化まで持っていくべきなのに、すぐに作家さんを捨ててしまう。漫画畑で編集者してた僕にとって最大の謎なんです。はっきりと断言できるんですけど、一作目が売れる売れないっていうのは編集者の責任なんです。売れなかったら、それは完全に編集者の戦略ミス。二巻目を出して売れないのは作家さんの責任なんですけどね。この理由が知りたくて知りたくて。

    僕だったら次こそ絶対に売れさせてやる!って気持ちで作家さんに新作を書かせるんですけど、ライトノベル業界はどうも違うみたいで。作家さんは編集者にとって大切な宝物みたいなものなんですけどね。少なくとも僕にとってはそんな感じで漫画家さんと接して編集者してました。

    あ、僕はそんな簡単に書籍化できないから当分いるから安心してください(苦笑)。その間に考え方も変わるかもしれないですし。もしかしたらひとつの趣味として書き続けるかもしれないですし。というわけで、現役女子高生の音無さん、ネタをください笑
  • >お二人に追記

    「書籍化するにはどうしたらいいんだろう」→「書籍化するように書けばいいんじゃん!」

    やっとこの思考ができるまでに回復しました。馬鹿なのかな?と思われそうですが、もちろんここで思考をストップさせるわけではないですよ。だけどこれがスタート地点になるんです。

    「人生が困難なのではない。あなたが人生を困難にしているのだ。人生は、きわめてシンプルである。」心理学者アドラーの言葉ですけど、まさにこんな感じです。
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