読まれたいから、読む。
この考え、とてもよくないものだとはわかっています。
わかってはいますが、必要だとも思います。
カクヨムのようなコミュニティ内では、
ある程度、返報性の原理というものが働きます。
読めば読むだけ、読み返してくれるものです。
意見を述べれば三人に一人ないし二人くらいは、
自分の作品に対して意見を述べてくれます。
いや、良い作品書けばええやん。
となるのですが、
良い作品を書くためには、
読んでもらって、
意見をもらうことが絶対に(?)必要なのです。
そういう意味で、
信頼できる読者が自分にはいない。
そして、多くのカクヨム作家にとって、
きっと、そういう人はなかなか得られない。
忌憚なく意見を交わせる人が多ければ多いほど、
作品を洗練させる可能性を多く持つはずです。
まあ、そんな単純ではありませんが。
ひとりで部屋に籠もって書き、
素晴らしい作品を世に出した作家はごまんといるわけで。
(ほんとにそうだろうか?)
だから、私は読みます。
たくさん読みますよ。
私の作品を読んでもらって、
意見をもらうために。
(ちょっとずるいですけどね)