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五月六日の備忘録

お疲れさまです。
吉野諦一です。

このお疲れさまってフレーズ、黄金週間を終えようとする方々には嫌味に聞こえてそうで抵抗ありますね。
と言いつつ普通に使っていきますが。

昨夜見た夢の話をします。
視点は一人称。
僕はモノクロのスロットに似た筐体で遊んでいました。
三列のロールには白黒のモザイクがかかった粉のような物体の絵があり、何種類かのそれをスロットを回して止めるたびに混ぜ合わせ、そうして作り出したアイテムによってスコアを稼ぐのがその筐体の遊び方でした。
そしてスロットを回した回数に応じて右下に表示された数字が不規則に増えていくのです。その数字の隣には、煙草の絵。

最初は何だこれと思っていた僕でしたが、ルールを理解していくうちにだんだん手が止まらなくなっていきました。その没入感があまりにもリアルすぎて、途中は他の動作に意識がいかないほどでした。
白黒の粉を集めては混ぜ合わせる、そんな単純な作業がやめられないのです。
その粉がいわゆるヤク(薬と役が無意識にかかっていた?)であるとわかっていても、その製造が止まらない。
そうしていつの間にか、右下の数字は数万にまで膨れ上がっていたのです。
その隣にあったはずの煙草の絵はなぜか実体化し、おびただしい量の煙草が山のように積まれて置かれていました――

僕は跳ね起きました。
朝の五時過ぎ。不快な寝汗と、鈍い頭痛。

煙草もパチンコも僕はした経験がありません。
なのにこういう夢を見てしまうのは、何か原因があるのでしょうか。

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