おはようございます。
吉野諦一です。
世間はいろいろ厳しい状況ですが、僕は相変わらず元気です。
その元気も自粛で仕事がないので有り余らせていますが。
有り余る、といえば原油の暴落も大変な事態になってます。
まさに危機、って感じですが何とか乗り越えていきたいですね。
さて、今回近況ノートを更新するに至った理由ですが、
別サイトで応募していた大賞の結果が先程出ました。
結果は落選。
自分の力不足を痛感しました。
正直言って、今は何か新しいものを書こうという気が湧いてきません。
現実は甘くないというか、自分を過信していたというか。
現状の自分では何を書いても中途半端になってしまう気さえして、
筆を折ることが正しい選択のようにも思えています。
ですが、もし書くのをやめてしまったら、
これまでに書いてきたものが無意味だったと認めてしまうような、
それ以外の積み重ねているものすら無意味かもしれないと疑ってしまいそうな、
そんな不安が胸の中に渦巻いています。
たぶんこれはありふれた苦悩なのだと思います。
あの大賞に応募した人はたくさんいる。
その中で選ばれる人数と選ばれない人数の差は比べるべくもありません。
自分は特別じゃなかった。
だけどそんなの、最初からわかってるんですよね。
わかってて応募してる。だから今更凹むことじゃない。
その上でやっぱり特別じゃなかったと知って苦しむ。
こんなことの繰り返しが、今はただつらい。
しばらくは小説を書けないと思います。
特別じゃないことよりも、特別かもしれないと期待してしまう時間が苦しい。
僕にとって小説を書く時間は、それに限りなく近い。
『あの高円寺のユニットバスで何もかも欲しがっていた』
僕の現在地がどこなのかは自分でもわかりません。
でも今は少し立ち止まって、周りの景色を見てみたいと思います。
いつかまた前に進み、それから振り返って、
これが意味のある苦悩だったと思えるように。
こんな駄文を読んでいただき、ありがとうございました。
それではまたいつか。