ラブコメとは、そもそも、恋バナ+コメディーである。
それは、当然、フィクションの最たるもの。
まあ、異世界モノがその上を行くが。
で、その架空のものが読まれるのは、非日常を脳内体験したいからである。
つまり、そこには、こんなことありえね~~って、展開や行動、能力、設定、登場人物が登場してくるのは、まことに当たり前だ。
それを批判したり、貶すのは容易い。
それをそれぞれ反論するのも容易い。
しかし、そもそもがフィクション。
つまり、そういう議論は、無意味である。
議論する場合、オレならこんなギャグとか、オレならそこでこれをカマスとか、こんなのどうですか的なものなら、まだ、受け入れられる。
フィクション的な読み物を読むときは、それが、非日常であることが大前提なのだから、現実的にはどうか?という質問なり、疑問はナンセンス。
それらは、心の奥に留めておくもの。
ある程度は、現実味を持たせないと、イメージできないから、現実的要素を取り入れているだけであって、内容的には、あるいは、細部のところは、あるいは、本スジそのものが、非日常なのだ。
それが、ラブコメや異世界モノでしょ。
私は、そう、思います。