こんにちは。お昼休み飯田です。昨日炊き込みご飯だったからお弁当も特別感あって好き。
さて、本日の近況ノートは以下二本のお知らせ!
・本日の『ツリーハウス殺人事件』更新の変更
・新作のご紹介
それでは行ってみよう。
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『ツリーハウス殺人事件』の更新についてです!
本日2話更新します! 理由は「読者への挑戦」コーナーをテンポよく公開したいからですね。このコーナーは2回に分けると何だか締まりがなさそう。
本日2話更新して「長所と調査」章は終了。
木曜日から「読者への挑戦」コーナーです。
今回は犯人に近い読者もトリックに近い読者もどちらもいます。なので過去話の他の人のコメント読めばどちらも解けるかも? ま、その辺の楽しみ方は人それぞれ。
物語も終わりに近づいています。
いつも秀平と花純を応援してくださる方に最大級の感謝を。
今後ともよろしくお願いします。
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……で!
新作の紹介も少し。こちらトリックを練ってます。
尊敬するすずめさんに倣ってこのところノープロットでやってますが、さすがにトリックばかりは事前に練らないといけません。進捗40%くらいかな。多分6月には連載できるかも?
この作品は9月末の横溝正史賞に出したいなーと思ってます。以下、簡単にあらすじ。
・新作
『コナサセ唄いて童泣く(仮題)』
小説家の僕、飯田太朗はある日、高校時代の恩師時曽根《ときそね》恵《めぐみ》から「隼峯《はやみね》村に来ないか?」と誘われる。何でも先生の生家があるらしい(先生は『恵』という名に似合わず男性である)。
問題の隼峯村の所在地を調べたところ、岩手県は遠野にあることが判明。折しもさる情報筋から「オヒキサマ」という怪異の伝承を聞いていた僕は、オヒキサマが遠野にゆかりのある怪異であることを知っていた。民俗学系ミステリー『幸田一路は認めない』を書いている僕は、地域に根付く怪異にとても興味があった。
かくして先生に同行して隼峯村に着いた僕は、先生が隼峯村の村長、時曽根家の遺産相続争いに巻き込まれていることを知る。
時曽根家は「グラインデイビーハウス」と呼ばれる巨大な西洋館に暮らしていた。因習村と呼ばれるべき環境に似つかわしくない邸宅に少し新鮮味を覚える僕。
かくして西洋館で十日間ほど過ごすことになった僕。だがこのグラインデイビーハウスには、何と「座敷童」の伝承があり……?
西洋館に出る座敷童。
陰湿な遺産争い。
そしてそこで起こる殺人。
地域に根付く水子伝承。
聞こえてくる童歌。
作家飯田太朗がある土地の館で起こる殺人事件に挑む。
・
はい、飯田太朗先生シリーズですね。彼がまた奇妙な話に巻き込まれます。
実はこの一年、「昔考えたトリックを消化し、新たなトリックを生み出す」ことに専念したいと思っていまして。
『開けてしまった密室』『ツリーハウス殺人事件』『迷宮入りクラブ』これらはかつて考えたトリックを元に書いたんですね。いわば旧作の焼き直し。
ですが今年は、新たな自分に挑戦したい気持ちが芽生えました。
なので、こちらの『コナサセ唄いて童泣く』は、完全新作のトリックで臨みたいと思っています。
楽しんでもらえるかなー。心配でありつつ、楽しみでもありつつ。
さてさて、そんなこんなで。
・本日の『ツリーハウス殺人事件』更新の変更
・新作のご紹介
でした!
暖かくなってきましたね! でもまだ朝晩は冷える。お風邪など召されませんよう。
またね!