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兎蛍さん『翡翠の屋敷で変人と』、佐倉海斗さん『ガーナ・ヴァーケルは聖女になりたくない』

お待たせしましたお二方! 南雲さんはもうちょい待ってくれ。本当に申し訳ない。

この展開は長いこと考えていたんですがなかなか使えず……。しかし使えそうな作家さんがいてよかった! 

キモは「状態異常にならない」なんですよ。これって結構条件当てはまる人多いと思っていて、単純に「結界が使える」程度でもやりようはあるな、って思っていました。そこに来てこのお二人。兎蛍さんはちょっと斜めに捉えた感じはありますが、佐倉さんの「イザト」はそのまんまって感じかな。

さて、作家作品紹介!

兎蛍さん。
https://kakuyomu.jp/users/usaho
『翡翠の屋敷で変人と』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054893747469

ちょっと不穏な空気の漂う作品だけどどこか儚げな気配もあり、しっとりとした作風がお好きな方には合うと思う作品です。登場人物それぞれに背負うものがありそう。じっくり楽しみたい人向け。

佐倉海斗さん。
https://kakuyomu.jp/users/sakurakaito
『ガーナ・ヴァーケルは聖女になりたくない』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054921078012

民謡風、というか、御伽噺風、というか。独特の語り口。古い伝承を読んでいるような気分になる荘厳な印象の小説。悪役令嬢ものがお好きなようですけど、確かにちょっとその要素を感じたり。主人公のガーナとか、令嬢っぽい。周りの人たちも高貴な人間が多いので、余計にね。こちらもじっくり楽しめます。

謹慎あけにして新しい作家さんの能力を披露した日でした。やっぱりこういうのは楽しいね。

作家さん各位、飯田解釈を入れましたが今後もこんな感じで出てくることになるかと思います。
よろしくね! 

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