近況ノートの更新が永らく途絶えておりました。カクヨムの一大イベントであるカクヨムコン11が約1か月後から始まります。皆様の近況ノートからも、コンテストに向けての準備が着々と進んでいることが伺える今日この頃です。
さて、私の進捗についてですが、長編1作の読者選考突破を目指してライト文芸部門の新作を書く、とどこかの近況ノートに書いたかもしれません。しかし、現実は厳しく執筆は遅々として進まず、おそらくカクヨムコン開始までに10万文字に到達することはなさそうです。
問題について考えてみます。遅筆。やはり、それが現在の自分にとって、一番大きい問題なように思います。仕事は割と遅くまでやらなければいけない職種で休日に持ち込みもありますし、子供もまだ小さくて休日が休日じゃない、という創作環境としてはあまりよくないところにいるとは思っています。しかし、それでも自分以上の苦境にもかかわらず、必死に頑張っている方の努力も見ているので、外的要因を長編の完成できない理由にはしたくはありません。
今は辛抱の時期なのかと思います。創作論など効率化の手法を色々と調べており、少しでも遅筆を解決できるようにトレーニングをしていこうかと思います。例えば、創作を工程とみなして細分化し、短期集中のための時間管理を徹底していく、という方法がよいのかと思いました。中途半端な完璧主義は捨て、とにかく早く書き、あとで推敲で仕上げるという感覚を身に着けていきたいと思います。
長々と述べましたが、そういった逡巡がありまして、カクヨムコン11は短編も含めて「不参戦」とする結論に至りました。今回のカクヨムコンは応援側の立場で頑張っていきたいと思います。
とは言ってもゼロかイチかという二元論に縛られていると、人間、何もできませんので、参戦しているつもりで長編のストックは続けていこうと思います。それを次回のカクヨムコンに回すのか、それとも別のコンテストに回すのかは分かりませんが、まあそれはその時その時の判断とするつもりです。
ところで、本日、私は誕生日を迎えました。ずっとアラフォーだと思っているのですが、いまだに四十歳になっていないです。停滞感がそこに現れていると申しますか、人生このままでよいのかという妙な焦りが募っていくばかりです。自作の歴史小説『日輪を掲げる夢』の話で恐縮ですが、三国時代の程昱のように、四十而不惑(四十にして惑わず)の域に早くたどり着きたいものです。
そのために今できることを、続けるのをやめないという気持ちで、また出直していきたいと思います。