常夜の国の皇子・かがよひは、そのうるわしさゆえに畏怖されていた。 そのうえ皇子は、父である大君のまことの子ではないと噂されており……。 架空の古代日本を舞台に、大君の血としがらみを描くおとぎばなし集。
2021年9月3日に更新
時はいにしえ、うるわしの真奈の国。 この国には梅の樹の女神・好文比売命(あやこのむひめのみこと)がおわしましていた。 架空の平安時代を舞台にした、女神とひとびとの物語です。
異人の居留地や北風下ろす晴山をもつ港街・はるまち。 そこに生きるひとびとと、季節にまつわる病を治す〈季節医〉に関する物語。
2023年8月21日に更新