思考最底辺から始めるラブコメ - カクヨム
https://kakuyomu.jp/works/16818093078727660100 本日も更新しておりました、こんばんは、咲季真でございます。
第48話は「千木野底野」でした。主人公の名前がタイトルになる、とても大事な話でした。やはりタイトル回収と主人公、ヒロインの名前がタイトルになっている話は思い入れがあります。力が入ります。どうだったでしょうか。このいじめ問題回、解決は次回になりますが、しかしピークはこの話になることでしょう。
今回千木野底野をタイトルにしたのは、彼がこれまでとは異なり、逆の立場、つまり相談者となったこと、そして自分の思いを話したこと。この意味があります。これまでは他人の悩みに対する自分の意見を言う事がほとんどでしたが、今回は自分の思い、考え、そして弱音を言いました。助けてくれ、知恵を貸してくれと。千木野は沓沢を救うために奔走し、その結果として自分がいじめの対象になってしまいました。クラスメイトは味方になってくれましたが、しかし、心に傷がついたことは間違いありません。傷つかないふりをしていても、きっと悲しいと思わないはずがないでしょう。人間ですから。彼も人間です。ひとりの人間です。攻撃されたら、それは怒るし、悲しむし、傷ついて、途方に暮れるかもしれません。しかしそこで終わらないのが彼の強いところ。逆境を逆手に、事態を好転させる一手を打ちます。その結果はいかに。次回更新をお楽しみにお待ち下さい。
明日のお話も大切な話になります。全ての話が大切で、大事ですが、特にこのインターンシップ編は、重みを持ちます。きっとまたこのように大切な話が来ると思いますので、その時はまたよろしくお願いします。
ではまた、明日の更新をお楽しみに。