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令和元年、「令和(れいな)ちゃん」急増の予感

 午前零時を跨ぎ、元号が改まりました。私は年末年始のような実感は湧きませんが、社会的には大きな変化です。個人的な興味としては、役所などの書類の生年月日等の欄が気になります。これまでは明治、大正、昭和、平成を選べるようにM、T、S、Hと頭文字が並びましたが、どのタイミングで令和のRが追加されるのか。生まれたばかりの新生児が届け出をすること自体は考えにくいですが、どうなるのでしょう。また、Mを選択する方は100歳を越えていらっしゃるわけですが、役所はどのタイミングでMを外すのか。正に❝お役所仕事❞の真骨頂といったところでしょうか。

 4月1日以降の報道で気になるのは、元号の提案者や落選した元号案が次々と明らかになることです。政府が「30年間は選考過程や提案者を明かさない」と情報管理を徹底して来たのに政府関係者の口は軽く、情報は❝ダダ洩れ❞状態。俗に言う「リーク」ですね。スーガーはじめ、政府与党はあれだけの箝口令を敷いてきたのに、何だったのでしょうかね。

また、何かとあやかりたいのが人の常。元和や仁和、寛和の元号のように「和」は「な」とも読むことが出ます。(直前が「ん」の時が多いですが)。唐突に、高校の古文の授業で出てきた徒然草の「仁和寺(にんなじ)にある法師あり」のフレーズを思い出しました。ということは、女の子の場合、「令和」と書いて「れいな」と読ませることも可能のはず。キラキラネームの一つとしてランキングに登場するかもしれません。読みだけなら「令奈」とか「令菜」、「麗和」、「礼那」なども。

 さて、元号が改まったこともあり、連載中の「政治的未関心」シリーズ、オムニバス小説の「ラブオール」に続く新シリーズを計画しています。探偵モノになる予定で、夏以降のアップを考えています。やはり、読んでいただいて多少、雑学の知識が増えるような内容にこだわるつもりです。
 2日続けての「近況ノート」。「一度に書けよ」とのお叱りを受けそうですが、お祝い事の時代の節目に免じてお許し下さい。

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