皆さまこんばんは。いつも閲覧・ブックマーク・☆・❤・そして応援コメント本当にありがとうございます！1つ1つが心の支えになっております。
さて、タイトルですが……再び美容院のお話です。
前髪を切るとき、切りすぎると取り返しがつかないので、美容師さんは慎重になってくださいます。「思いっきり切ってください」と伝えたとしても、ちょっと長い。
「すいません、もうちょっと短く」
「このぐらいですか」
「いや～……あと、もう一声！」
何のかけ合いだっていうやりとりが続き、最後は切りたい私と切りたくない美容師さんの攻防戦。
「ここでやめときましょう。これ以上切ると、個性になっちゃうからね？」
個性的って言いたかったのかもしれないけど、『個性になっちゃう』っていう言い方が、何とも矛盾をはらんでいて好きでした。
人はもともと個性を備えていると思っていたけれど、個性とは前髪を切ることでいきなり発現する類いのものなのか……そして個性とは、この人にとってネガティブな意味合いを持つのか……。
つい考え込んでしまって、「あ、じゃあこれでいいです」と答える私。
今度は、「個性になっちゃって大丈夫です」って言ってみようかなと思います。
今年も残り1ヶ月とわずか、どうぞ皆さま、ぬくぬくと心も体もあったかくお過ごしくださいませ。