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『なまくら冷衛の剣難録』完結の挨拶と御礼

先日、『なまくら冷衛の剣難録』が完結致しました。
最後までお付き合い頂いた方、いつも温かいコメントをくださった方、レビューを下さった方、みなさまにお礼申し上げます。
暗いお話になってしまいましたが、最後までお読み頂ける方がいて安心しています。

なぜこうも暗い感じになってしまったのかと私自身も驚いています。
以前、書いていたときにはこれほど悲しい感じは無かったのですが……。
というのも、人目に晒すために加筆修正を行ったのですけれど、予想以上にシーンが不足しており、「このシーンが足りないなあ」と書き足しているウチにあれよあれよと1万8千文字を加筆しました。
落選時の選評で「シーン不足」と指摘されていたのですが、数年を経てやっとその意味が分かりました(成長しているの…カナ?)

しかも追加したのは美夜の心情に関するシーンが多いため、悲しい雰囲気がマシマシになったようです。
本作をお読みになり、悲しいや切ないといった印象を抱いた方がいましたら、そういう事情もありましたというお話です。

私事ですが、電撃小説大賞には一次落選して落ち込んでいたので、レビューを頂けて元気をもらえました。
改めまして、お付き合い頂いたみなさまには感謝申し上げます。
ありがとうございました。






以下は小語のどうでもよい話しですので、お時間のある方のみお読み頂ければと思います。

レビュー効果なのか、完結後にPV数が劇的に増加しました。
2022/7/9 のPV数は405、連載中の最高PV数の3倍という驚異的な伸び方をしました(これから落ち着いてしまうのね…)
完結後の方が読まれるという不思議な現象でした。

また、PV数の割りに応援数が少ないのです。
2022/7/9時点で2550PVですが、応援数は697、三割以下になっています。
どうやら読み専の方が多く読まれているようなのです。
どのような経緯でこれほど読み専の方に読まれるようになったのか不思議です。

今後の活動としては、しばし投稿はお休みになるでしょうか。
すぐ投稿できる話のストックは少しあるのですが、今書いている物語の反応を見たいとか、殺し屋の話はちょっと…、剣士ものはまたか…、で何にするか決めあぐねている状態です。
そうは言ってもカクヨムから色んな賞に応募できる以上、早めに投稿しておきたいのですよね。

とりとめのない話でしたが、こちらもお読み頂きありがとうございました。

6件のコメント

  • こんばんは。小語様の次回作、楽しみにお待ちしております。
    また拝読させていただきに参りますので、よろしくお願い致します。

    (あ、決して急かしている訳ではありませんので)
  • 寺音様

    こちらにもお越し頂きありがとうございます。
    私も寺音様の『水の蜂』を楽しみにしております。ちょっと読むのは遅れがちですけど…
    次回作は…あ、あまり期待はしないでくださいね。小語は打率が低いのです。

    こちらこそ、よろしくお願い致します。
  • 本当にお疲れ様でした!
    1万8千文字も付け足されていたのですね。加筆して、こうも違和感なく繋ぐことが出来るものかと驚いています。(どうやってやるんですかー💦)

    迫力の戦闘シーンも青年の再生も小竜さんの飾らないキャラクターも好きでしたが、個人的にはやはり美夜さんのシーンが胸にきました。
    プロでも何でもない一読者としての感想にはなりますが、加筆は大正解だったのでは!と思っております。

    今後も応援しております。
  • 平本さん
    いらっしゃいませ!

    元々が足りないシーンが多かっただけなので、虫食いみたいになっていたところに上手く当てはめた感じだと思います―。
    なので、元がスカスカ過ぎたのかと反省です。

    美夜はちゃんと書けば書くほどいじらしい感じで、報われなさが目立ってしまいますね。
    マルチエンドだったら冷衛が美夜と駆け落ちして、愛の逃避行でもいいような気もします。
    いや、美夜を助けてハッピーエンドでいいのか!? などとも迷ってしまいます。

    とにかく平本さんの大正解を頂いたので安心しています! 花丸もつけてくださいね?
    本当に温かいお言葉、ありがとうございました!
  • 45枚ほど追加されたのですね。
    シーン不足は物語が平坦になっており、読者に感情が伝わらない状況だったと思います。淡々と物事が進んでいく、という感じ。なのでシーンに複数の意味を……と、あれやこれやと余計なことをまた長々と書いてしまいそうになるので控えます。
    お疲れさまでした。
  • snowdrop様
    こちらにもお越し頂きありがとうございます。
    実はsnowdrop様に指摘されていた部分は、選評で指摘されていた部分と類似するところがありました。
    時代物の既視感などがそれで、時代劇のエピソードみたい、ファンタジーではなく江戸時代の話でいいのではないか?
    と指摘されていました。
    そのときはあまりよく分からなかったのですが、snowdrop様の詳細な説明でようやく飲み込めた感じがします。

    本当にありがとうございました!
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