今日、病んでた時に書き殴ったエッセイです。
※鬱病注意。
※私の"病んだ時の精神状態"を記録したものです。
病んだ時にしか書けない文章ってありますからね。貴重な資料です。
※私にとって鬱病は日常茶飯事なので、読者の方はあまり真剣に受け止めず、
ノンフィクションのエンタメ文章として楽しんで頂ければ幸いです。
以下本文。
※※※※※※※
「僕はもう、誰とも結婚しないと決めた。」
僕は今後一生、誰とも結婚しないと決めた。
ずっと一人で生きていくことにした。
僕には、他人を幸せにする力がない。
自分自身すら幸せにできない。
僕なんかと結婚したら、その人は確実に不幸になるから。
僕は大学にすらまともに通えない。
うつ病に10年囚われたまま。
バイトすらできない。
稼ぐ力もない。
自分すら養えないコミュ障。
僕なんかと結婚したら、その人は確実に不幸になってしまう。
僕は愛する人を、不幸になんてしたくないから。
お先真っ暗な過酷な人生の、道連れになんかしたくないから。
僕は絶対に結婚しない。
苦しむのは、僕だけでいいんだ。
学生時代、色んな人を好きになった。
告白したこともある。
でも、自分のうつ病の事で精一杯だった僕に、他の誰かを幸せにする余裕なんてなかった。
僕は、彼女を作るべきでない人間だ。
まだそのステージまで登れてない。
出来損ないの要介護者だから。
それでも、頑張り続ければ、いつか普通の人になれるって、
そう信じて、小学生の頃から、ずっとずっと頑張ってきたけれど、
結局、ほとんど変わらないまま、気づいたら20才になっていた。
周りの友達は、頻繁に飲み会に行ったり、女の子と遊びに行ったり、キスやエッチだってしてるだろう。
でも僕はまだ、小学生のまま、時は止まったままなのだ。
いったい何時になったら、周りの人に追いつけるのだろう?
もう、諦めようと思った。
俺には、最初から無理だったんだ。
大学に通うことも、就職することも、プロ作家になることも、野球選手になることも、彼女を作ることも……
全部ぜんぶ不可能だったんだ。
僕には力がない。自分で生きていく力がない。
親に貰ったお金でご飯を食べて、カタチだけ精一杯の努力をして、結果何もなせていない。
両親にはたくさんお世話になった。
たくさん、迷惑をかけた。
もううんざりだ。
いいかげん、自分一人で生きられるようになりたい。
自分で稼いで、自立したい。
もうすぐ僕は、21才だ……
21才の大学二年生。
一生懸命やっているけど、それでも今年も留年しそうだ。
何年後に僕は、大学を卒業できるのだろうか?
何年後に僕は、はじめてバイトをはじめられる?
何年後に僕は、はじめての親友を作れるのだろうか?
何年後まで僕は、両親に迷惑をかけ続けるのだろうか?
いつか、就職できるのだろうか?
いつか普通の人になれるのかな?
いつか、結婚なんてできるのだろうか?
無理だ、無理としか思えない。
どんな想像をしても、まっくらな未来しか見えない。
それでも、前を向いて頑張り続ければ、きっと、って、
生き続けるしか無いのだけど。
いい加減、諦めた方がいいのかもしれない。
僕には普通の人の生き方は不可能なのかもしれない。
定職も大学卒業も結婚も諦めて、楽な仕事で、底辺の生活をしていくのが現実的なのかもしれない。
……僕に関わったら、みんながみんな不幸になる。
……僕は周りから貰ってばっかりで、何も与えることが出来ないから。
両親にも、家族にも、迷惑をかけてばっかりだ。
……僕はもう、誰ともかかわらないほうが良いのかもしれない。
……もういっそ、この世から存在ごと消え去ってしまいたと思うことも、少なからずある。
しばらく、恋愛とか結婚とか友達は、諦めようと思った。
そんなことを悩める次元に、僕はまだ居ないから。
でも、生きることは絶対に諦めない。
諦めたくない。
幸せになることも諦めない。
僕が証明者になるんだ。
こんな僕でも幸せに生きられるんだって、
これから鬱病に苦しめられる人達にとって、いま鬱病で苦しんでいる人達にとって、僕が希望となるために、
これは僕の戦争だ。
僕が終わらせなくちゃいけない戦いなんだ。
僕は、勇者になる。
この戦いに決着がつくまで、僕は誰とも結婚しない。恋愛もしない。
お酒も飲まない。風俗にも行かない。
苦しむのは僕だけでいい。戦うのは僕ひとりで充分だ。
もうこれ以上、両親も兄弟も友達も好きな人も、誰も巻き込みたくないから、
誰にも迷惑かけたくないから……
だからもし、この戦いが終わったら。
僕がやっと、一人前の普通の大人になれたら、
やっと僕が、誰かを幸せにして良いのなら、
そのときは、だれか、僕の友達になってください。
僕のお嫁さんになってください。
そんなハッピーエンドを願って。
2024年5月16日
もうすぐ21才になる僕より。
※※※※
【あとがき】
家族と会話を交わして、現在の私の精神状態は落ち着いているのでご安心ください。
こんな文章は、作者が病んでる時にしか書けませんから。
ここに記録を残して、いつか創作の参考にするかもしれません。