ひさしぶりに新聞を読みました。
父親が購読している日本経済新聞です。
読み進めてすぐ、
「俺は今までなんてバカなことをしていたんだ!?」
と、今までの自分を悔やみました。
読みやすすぎて、情報密度も、話の流れも、語彙力も凄すぎて、感動しました!
こんな完璧な文章が毎日生み出されているというのに、
今まで読まずにいただなんて、なんて人生の喪失でしょう!
《新聞の読むメリット》
①新聞には小説のネタだらけです!
様々な社会問題や世界情勢のオンパレード、勉強になることばかりです。
②語彙力がつきます!
新聞の言葉選びかたは神ががっています。スムーズに頭に入ってくる文章。
小説書いてる人ほどその凄さが分かると思います。異次元です。
もちろん、小説の文章のうまさとしては、微妙に方向性は違いますが、
まさしく今の私に足りない文章力。
今の私を成長させてくれる材料だと感じました。
《文字数について》
日本経済新聞は、一行12文字。
まるでカクヨムのウェブ小説じゃないですか!
それに複雑な内容なのに、ウェブ小説以上に読みやすいと感じました!
まるで手品を見た感覚です!
数年前の私は、新聞を読む速度がかなり遅かったです。
時間をかけないと理解できませんでした。
しかし今の私は、なぜかスラスラ文章が頭に入ってくるんです!
毎日ウェブ小説を読んだり、SNSの文章を読んだお陰で、鍛えられたのかもしれません!
みなさん、新聞を読みましょう!
新聞はウェブ小説と同じです!
めちゃくちゃ面白いです!
これを読まない手はありません!!
……と、私は言いましたが、大学の忙しい日は読める気がしません。
しかし毎日、少しでも読もうと思います。
《今日の日経新聞の感想?》
一番印象的だったのは、病院などにおいて、「AIを病気診断に活用する」試みです。
つまり、血液検査や身長体重、年齢、身体の症状、採尿結果など、身体のデータをうちこむことで、
AI症例データベースに基づき、不調の原因や可能性の高い病名をAIに提示してもらうんです。
画期的だと思いました!
誤診を減らしたり、医者の負担を減らしたり、AIにはまだまだ可能性だらけだなと驚きました。
いまから10年後の未来。
AIによって世界がどう変わっているのか、まるで予想できませんね。
小説界隈も、AI小説に蹂躙されているのかもしれません。
よく問題になってますよね。作家界隈のTwitterでもたびたび生成AIが話題に上がります。
昔、写真というものが発明されました。
それによって、当時の写実画家達は大ダメージを受けました。
写真によって、時間をかけて絵におさめる必要がなくなり、一瞬で景色を保存できるようになりました。
「写真があるというのに、絵描きは何のために絵を描くのか?」
これはまさに、今イラスト界隈が直面している問題。
「生成AIイラストがあるのに、どうして絵を描くのか?」
という問題をそっくりじゃありませんか?
では、当時の画家達はどうしたのか?
代表的なのはクロード・モネですね。
写実主義に抗うように確立した、「印象派」です。
「人の描く絵にできて、写真にはできないことは、いったい何か?」
そんな思索の末に生まれた印象派は、絵の具を原色のままキャンバスに乗せていく描き方で、
写真では捉えられにくい、「遠近感や時間経過による、光や色の変化」の表現を試みました。
では、現在に話を戻します。
生成AIが絵を大量生産するなかで、絵描き達はどうやって絵を描くのか?
生成AIが大量に小説を作りはじめたとき、私達はどうやって小説を書くのか?
「生成AIに対して、私たちができることは何か?」
……答えは人それぞれ、無数にあると思います。
私の答えとしては、
イラストの場合は、”ストーリー性”じゃないかと思います。
小説の場合は、やはり同じく、”人の経験に基づいたストーリー”だと思います。
私達人間は、関わりの深い家族についても、夫婦の間も、子供と大人の間も、
本質的に、互いの心の底を理解することはできません。
それどころか、自分自身の内面すら、良く分からない状況です。
それでも私達は懸命に生きて、自分の心に本心を問いかけて、人の気持ちを理解しようと努力して……
”言語化できない複雑な内面”に基づいて、自分の心を探りながら、小説を書いたり絵を描いたりしているのです。
AIにはそれがありません。
AIはどこまで行っても言語の世界ですから、”言語化できない複雑な内面”を持つことは出来ない。
……それが、私たちにしかない強みだと思います。
そしてもう一つ、私達に出来てAIに出来ないことがあります。
それは”性癖にこだわること”です。
生成AIは、すべての線を同じ重要度で引いて、すべての色を同じ重要度で塗って、すべての文章を同じ重要度で書きます。
でも、私達人間は違います。
例えば、女の子のイラストを書く場合。
ひとそれぞれ拘りたい、性癖の部分があるはずです。
脇の下の線、眉毛の角度、唇の膨らみ、色のあたり方……
文章表現、言葉のリズム感、2つの意味を含めた印象的な言葉、セリフ選び……
性癖の部分は、それこそ何時間でもかけて、
ああでもないこうでもないと、納得できる線を書けるまで書き直し続けるのです。
うまい文章表現を考えて、悩み続けるのです。
私も、最近書いている小説の話については、
一年以上、頭のなかでぐるぐると妄想しながら、ああでもないこうでもないと模索して、ようやくカタチになった展開です。
私が一年間必死に悩み続けた性癖に、AIごときが勝てるわけないでしょう!
生成AIは、こだわることが出来ません。
検索結果の最適解を選んで終わりです。
★★
思ったより長くなりました。1時間半くらい書いちゃった!?
この文章、エッセイとして投稿しようかな?
毎日新聞を読んで感想話す企画とか? やってみようかな?
とにかく大学レポートがヤバいのでここまでにします! ではまた!