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思い出して辛い…

性暴力を受けた事を思い出して辛いです。でもそれでも書かなければならないと思いました。正直私にとってはまだまだ終わってはいません。過去の事ではないです。割り切る事の出来ない事です。そして母が言った「妊娠しなくて良かった…」と一言。未だに妊娠されしなければ性暴力を受けた事は無かった事になるのかと甚だ疑問ですし許せる言葉ではありません。それに家族の中ではもう無かった事にされています。話題にもしてはならないタブーです。それなのにフッとした事で私は責められます。私が悪いと…。男に付け入る隙を与えた私が悪いと言われます。その為未だに私は自分を責めます。ああしとけば良かったのではないか?こうすれば良かったのではないか?と…。私が私を責め続けている苦しみが辛いので私は敢えて性犯罪に巻き込まれた方々に言いたいのです。責めないで、あなたは悪くないと。家族から言われなかった言葉です。主治医にしか言われなかった言葉です。身内ではなく他人が私を慰めてくれたのですよ。こんな皮肉な事ってありますか?身内は責めるのに他人は親身になって慰めてくれる…。おかしい関係ですよね。性暴力を受けた事は過去の話ではなく未だに続いている話です。過去ではなく現在進行形。傷が癒える事は多分一生ありません。

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