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『彼と彼女と。』あとがき的なもの

本編完結が2022年6月12日。
この近況ノートを作成しているのは2022年10月16日。
間隔、開き過ぎ。



【執筆背景・制作秘話的なもの】
「ハロウィンをテーマに、尊い男女もの書いて!」

 スプ友のゆっこ氏からそんなお願いをされたのが、2021年の10月上旬~中旬頃だったと思います。Spoonのポッドキャスト(機能の名前は「CAST」)で投稿する朗読作品として、第一話の『彼と私とハロウィンと。』を執筆しました。

 当初は一話完結の予定でしたが、自宅で遊び程度にダラダラと短編を書いているうちに、いつの間にか幕間劇の『酒は呑んでも呑まれるな。』ができました。

 ここに至って、「彼女視点の話は書いたし、彼氏視点の話を書いてみたいなぁ」と思い、バレンタインの時期に『俺と彼女とバレンタイン。』を執筆。自作自演朗読として、私自身がCASTに投稿しました(恥ずかしくなったので現在は削除しています)。

 第一話でプロポーズ、第二話で結婚指輪と、着実に夫婦になろうとしていく二人を書いていたので、「じゃあもう家族の話まで書いてしまえ」と思い立ち、最終話では一組の家族の姿を描くことになりました。

 アマチュアとはいえ創作をしていると、物語が思いもよらない転がり方をすることが間々あります。本作はその最たる例と言えるかも知れません。

 余談ですが、本作を執筆している間に同級生の結婚報告を聞いたり、友人の子どもが一歳の誕生日を迎えたりと、不思議と「家族」にまつわるエピソードに触れることが多かったです。



【登場人物】
木場家
・木場 陽人(きば はると)
 生年月日:1994年4月30日/身長:172cm
 フリーランスのイラストレーター、デザイナー。
 クリエイター名義は「ばっきー」。

・木場 薫(きば かおる)
 生年月日:1994年5月20日/身長:163cm
 出版関係の企業に勤めるOL。旧姓は大宮(おおみや)。

 二人とも第一話の時点で27歳。
 高校時代の同級生で、クラスが一緒だったこともある。
 大学卒業後の同窓会で再会し、紆余曲折を経て交際。後に結婚。
 本編では書いてないけど、薫は地味に男運が悪いです。
 そして本編(特に第二話)で書いているけど、陽人は嫁さんにゾッコンです。

・那月(なつき)
 生年月日:2023年7月7日
・杏珠(あんず)
・倖人(ゆきと)
 生年月日:2027年11月20日

 木場家の子ども達。
 長女の那月は最終回の冒頭で3歳、終盤で4歳になりました。
 杏珠と倖人は双子の兄妹。

 余談ですが、木場家の名前には季節を連想する言葉が入っています。


佐々木家
・佐々木 未散(ささき みちる)
 生年月日:1994年7月5日/身長:157cm
 薫の親友。旧姓は長谷川(はせがわ)。
 本編では書いてないけど実家は父子家庭。

・佐々木 俊夫(ささき としお)
 生年月日:1988年1月9日/身長:180cm
 未散の夫。大柄な体格。穏やかで子煩悩。

 第一話の時点で、未散は27歳、俊夫は32歳(早生まれなので、学年的には33歳の年)。
 本編とは関係ないので、この二人の馴れ初めや職業は特に考えてません。
 なんとなく職場の先輩後輩か、取引先の相手なんだろうなと思っています。
 年が離れているのは、未散の好みが「頼りがいのある年上男性」だったから。

・綾(あや)
 生年月日:2021年4月10日
・蓮(れん)
 生年月日:2027年12月3日

 佐々木家の子ども達。
 第一話の薫と未散が通話する場面で、電話口でぐずっていた赤ん坊は綾です。


その他
・木場 沙織(きば さおり)
 生年月日:2000年6月8日/身長:152cm
 陽人の妹。第一話の時点では21歳で、文系の大学3年生。

・木場 芳子(きば よしこ)
 陽人と沙織の母。名前は出てないけど、夫も健在。

・大宮 直子(おおみや なおこ)
 薫の母。夫も健在。夫婦揃って孫バカ。

・小野寺 大介(おのでら だいすけ)
 陽人の親友。ゲーム会社の社員。

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