https://kakuyomu.jp/works/1177354054894912118/episodes/1177354054934482053短編集に、『小説より奇なり』を公開しました。
アマチュアながらこうして文章を書き、そして同じくアマチュアながら作品を描いている人の話を見聞きしていると、稀に思うことがあります。
それは、設定はとても凝っているのだけれど、本編を全く書かない人がごくたまに存在するという事です。
今回、それが良いか、悪いかというのはさておき、これがこの『小説より奇なり』を書くにあたって一つの参考となった出来事でした。
もし、全く本編を書いていないように見えているのは、受け手の我々だけで、「彼」にとってはきちんと書いているもので、それを評価されないことを腹立たしく思っていたとしたら。
そうしているうちに捻じ曲がった「彼」の境遇を、受け手代表の「私」の代弁によって回想していく、一種の叙述トリックを用いた、実験的な短編です。
是非、感想お待ちしております(*´▽`*)