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本屋に行ってきました。

といっても、本だけを売り物にしている純粋な本屋さんは僕が住んでいる地域では絶滅しているので、TUTAYA系列の書店です。

車で数十分の距離。絶妙に遠いので、そこにあるのは知っていたのですが、行ったことはなかったお店です。

欲しい本があるときはネットで買い、何か本に触れたいときは近場のブックオフで中古本を漁る日々だったので、ちゃんとした(?)本屋に行くのは数年ぶりでした。

アイマス(実は数年来のミリシタPなのです)のコラボキャンペーンが始まらなければ行くこともなかったと思います。

1冊買うごとに限定しおりがもらえる(しかも担当アイドルのしおりがある!)というので、こんな機会がなければ本屋に行くこともないだろうなと思い、小雨降る中、車を走らせて行ってきました。

好きなもの(ミリシタ)と好きなもの(本)のコラボなので、極度の出不精の僕の重い腰も珍しくスッと上がりました。

ちょうど欲しい本もあったので。

「幸せなひとりぼっち」という海外の小説。

あとは、最近コレクションを始めた津村記久子さんの文庫本があればいいなーと思い。

キャンペーンでもらえるしおりは何種類かあり、どれがもらえるかはランダムとのことだったので、本も何冊か買うつもりでした。




店舗の半分がザ・TUTAYAで、残り半分が田舎には不釣り合いなほどに洒落た本屋さん、という店内。

雑貨とかも置いてあって、隣接するカフェからはコーヒーの香りが漂ってきて、本棚の脇にはどうぞお掛けくださいの椅子が置いてあって、手に取った本をそこで立ち読みならぬ座り読みできるようになっていました。

僕はどちらかというと、駅前にある(僕が東京にいた頃はよくあった)窮屈なほどにこじんまりとした店内にぎゅうぎゅうに本が詰め込まれたような本屋さんが好きなタイプなので、逆にちょっと落ち着きません。



「幸せなひとりぼっち」はすぐに見つかりました。翻訳版がハヤカワ文庫から出版されていて、翻訳版の初版は2016年ですが、僕が手にしたのは、今年の三月に重版された第四版でした。
入れ替わりの激しい国内作家の本棚よりも、海外作家の作品は息が長いのかな?と思ったり。


あとは津村記久子さんの文庫本。
これもすぐに見つかりました。ハードカバーで持っている作品を除いて、そこにあった二冊を買っちゃうことに。
「サキの忘れ物」と「この世にたやすい仕事はない」という作品。
初見の本は1ページ目を立ち読みして好きかどうかを判断して買っているのですが、どちらも「これ好き」と直感できる本でした。

津村記久子さんの作品で最初に読んだのは芥川賞を受賞した「ポトスライムの舟」で、そのときはまだ「好きかも」ぐらいの感覚だったのですが、後に読んだ「カソウスキの行方」で「めっちゃ好き」になりました。



その三冊を持ってレジへ向かい、てきぱきと会計が進められる中、店員さんがブックカバーを付けてくれている隙を狙っておずおずと(コラボキャンペーンの広告ポスター等が店内に一切なかったため超不安)尋ねると、思い出したようにしおりを3枚持ってくれました。

7種類ある中、どのしおりがもらえるかはランダムということなので内心どきどきだったのですが、3枚とも当たりといえるしおりで、見事担当アイドルのしおりをゲットできました。ありがとう店員さん!

会計を終えて店を出るまで平静を装っていましたが、オタクは内心で大歓喜しておりました。




たまにはちょっと遠くても地元の本屋に行ってみるのも悪くないなーと思った一日でした。

しおりはもったいなくてまだ使えてません。汚れたら嫌だけど、でも使いたい。。。

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