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この話は、加賀倉創作のルーツです。

SF連載『瑠璃色の地球』

第21話『青き末裔と雨乞いの巫女』を公開しました。

このお話は、とても大事です。

大事、というのは、私自身に関わる話です。

どういうことか。

今回出てくる石川県の『和倉温泉』は、紛れもなく、私加賀倉創作のルーツなのです。

当時、たまの趣味程度に小説を書いていた私は、石川県の旅館、『和倉温泉加賀屋』の一室にて、ある人に小説を読んでもらいました。

読んでもらったのは、本当に、偶然の流れだったと記憶しています。

その時読んでもらった小説は、先日公開した短編『新世界』の、断片でした。

そこで、そのある人がかけてくれた言葉から、私の執筆欲は、それまでの何倍にも膨らみました。

膨らんだ、と言っても、ただ上っ面の体積だけが肥大したのではなく、確かに、中身の詰まり、密度も伴っていると、自分でもわかりました。

つまりは、あの時『和倉温泉加賀屋』で、私が恥ずかしがって「小説を書いたから読んでくれ」と言わなければ、今の私は存在しないわけです。

そういうわけで、ペンネームの由来は、石川を象徴する『加賀』、温泉の名前である和『倉』、私が最も好みとする『科学創作=サイエンス・フィクション』を掛け合わせて、

加賀倉 創作

となったのです。

人生、何があるかわかりませんよね。

そして、実はその頃、私は控えめに言って、深い闇のどん底にいました。

それもあって、その人には、本当に感謝しています。

自分史上、人に向けた、最大の感謝です。

だからこそ私は、進み続けるのです。

↓『瑠璃色の地球』第21話『青き末裔と雨乞いの巫女』
https://kakuyomu.jp/works/16818093075535431131/episodes/16818093086909820974

↓『新世界』
https://kakuyomu.jp/works/16818093086416103730

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