• 異世界ファンタジー
  • 現代ファンタジー

神四天王・一話

前回
ねぇよ☆


彼女の名前は代理。名前は別にあるが、とあるアカウントの代理をしているため、みんなから代理と呼ばれている。
彼女自身も、本名を名乗るのもめんどくさいのでこのままである。

だが、自分が代理を担当していた”アカウントの管理者の三人”が、どこかに消えてしまった。
おまけに、その友達であり、彼女たちの”制御役の一人”も消えてしまった。

私はこの現象に一番早く気付いたと思う。そして私は、四人を探しに行くために旅に出かけた。

「みんなどこ行ったんよ?!!ほんと腹立つわ...」
「一番早いのは情報収集だとキラサ、思います。」

今喋った子はキラサ。私の...家族?って言っていいのかな。
化け猫と機械が混じり合った少女なのよ。
それ故に頭の回転が早いし、礼儀正しい...と思う...あのアカウント管理している彼女達よりかは。

「キ、キラサ?何してるの?」
「キラサは無言で魚さんを潰しております。なにか文句ありますか?」グシャッ
「返り血まみれだよ...」

ついさっきまで真っ当なこと言ってたんだけどね...生物のことになるととたんにおかしくなるのが彼女の悪いところ...

「キラサの言ってた通り、最初は村で情報収集しようよ。」
「そうですね。ところでこの魚さん、刺し身に出来ますか?」
「もうその時点で魚の叩きになってるよ...」

村まで来た。まだキラサは魚を持っている。こら、食べないの!!あなたまで腐っちゃうよ!!

「せっかく二人いるし、手分けして情報収集しよう?」
「主さん達全員について聞きます。」
「私は西の方行くから、東の方を聞きに行って。」
「わかりました。」

アカウントの管理者三人と、その三人の制御役の人たちは、勿論性別はある。
名前も勿論ある。だけど、どうせここで言っても覚えきれないでしょ。
でも安心して、何度も名前出てくると思うから。

アカウントの管理者・❄寺
年齢・13歳
性別・女
メインカラー・水色

アカウントの管理者・💧輝
年齢・13歳
性別・女
メインカラー・青色

アカウントの管理者・⚡雷斗
年齢11歳
性別・男
メインカラー・黄色

三人の制御役・🌕🌸月桜
年齢・11~13歳
性別・男
メインカラー・紫色

「こういう特徴なんですけど。」
「あぁ、最近見かけたぞ。」
「ほ、本当ですか!?」
「あぁ。なにせ、なぜかコロッケを大量に買っていったからな。」
「コロッケ...?魔法の儀式とかに使うのかな?」
「なんかすごい幸せな顔だった。」
「へぇ...」

今の人は料理屋の店長。私がこのダイリ村に来た時、よくくる料理屋だ。
名前は...パンツクッタ・コトアルという人だ。

「パンツクッタさん、ありがとうございます!!」
「あいよ〜またご贔屓にな!!」

名前はおかしいけど、いい人だ。

「あ、キラサ、どんな感じだった?」
「どうやら四人とも何者かに操られているらしいです。」
「えぇ!?嘘...あっもしかして月桜さん...」

四人のうち、月桜は寺、輝、雷斗の三人を操ることができる能力持ちだ。寺、輝、雷斗の三人は、月桜以外の能力では操れない。だが、月桜は操りを無効化しないので、彼が操られたら四人一緒に操ることが出来てしまうのだ。

「まずいことになったなぁ...」

続く!!

次回
https://kakuyomu.jp/users/soranoneko/news/16818093077217897743

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する