「俺はヴィラン!!うん、悪役っぽい!!!!」
という現実逃避をしているが、現在ピンチで、勇者のせいでえびふらい四天王がやられ、残りは魔王の俺だけだ。
「こんなことをしている場合では無い!!隠れるぞ!!」
そして俺は書斎の隠し通路に隠れて、監視カメラと盗聴器で部屋の様子すべてを確認する。
「おい魔王!!!ここだろ出てこいやおらァ!!!!俺の新薬液を注入する実験台になれェ!!!!!」
こいつが勇者。...といっても理系で、すごい猫背だが、凶暴性は見ての通り。新薬液の実験台なんて絶対やばいじゃん。
「みィつけた。」
すると、奴は監視カメラとは真逆の...俺が居る地下室あたりに視線をずらした。
「ここをまっすぐ掘ればお前のいる場所だろ!!!勘だけどなァ!!!!!!ドリル持ってきてよかったぜェ!!!!!!!!!」
うわやめて?!この魔王城作るのにどんだけ時間かかったと思ってんだよ!!十年だぞ十年!!!
「よっしゃ開通!!」
「ひぇぇぇえ!!!」
「よっしゃお前覚悟しとけェ!!!!俺が新薬液を試してやるよォ!!!!」
「た、助けてぇええええええ!!!」
逃げてそのまま自殺したほうがよかった人生でした。
ちなみにこのままBL展開書きたかったけど、やめました。