こんばんは。
昨夜ようやく「遺形の承継者」の新章を公開しました(※拙作は「1話」が「1章」に相当します)。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054897780554前章からちょうど2ヶ月……。脱線したことはともかく、もう少しペースを上げたいところではありますが、仕事やら自分の脳のコンディションやら色々ありますので、そこは何とも言えません……。
本作は元々「小説家になろう」で連載を始めたもので、現在もカクヨムと同時更新で連載中です。
そして「小説家になろう」で連載を始めたのが2019年の7月中旬、そろそろ連載開始から丸2年になります。
よく書き続けているなぁ、と思うと共に、開始当初は2年もかかってまだ完結していない、などという事態は想定していませんでした。
執筆速度の問題ではありません。単に、きちんと書こうとすると字数が嵩むこと嵩むこと……。
己の未熟さを露呈する話ではありますが、ようやく最近、「このくらいでここまで進むだろう」と思ったら大体その倍の字数になる、ということが把握できるようになってきました。これを把握と言ってよいのか分かりませんが……。
ですので、文庫本一冊分のつもりで書き始めた本作、二冊分くらいで書き切れるのかもしれない、と最近思っています。30万字くらいでしょうか。
ただ、本作はあくまでこの世界観、この主人公の話の第一作、という位置付けで、話自体はもっと続く想定……ではあります。本当に書けるのかは神のみぞ知る、というところですね。
いずれにしても、今はとにかくこの作品を、可能な限り丁寧に、自分が納得いくように書き進めるまでです。
次章はどんなエピソードを入れていきましょうか。全く何も決まっていないわけではありませんが、新章を書き始めるときは大抵、その内容の半分以上は未定です。
朧げな蜃気楼のような先に向かって、道なき茫漠とした砂漠に一歩踏み出すような感覚です。
自分でもあまりに覚束ないように感じますが、それでもここまで、どうにか道筋を作って辿り着いてきましたので、これが私の書き方なのでしょう。
そのようなわけで、今後もこれまでと変わらず続けて参る所存です。
こちらのサイト上や、Twitterで応援してくださる方々、同じくいつも丁寧な感想をお寄せくださる方々、そして数ある作品の中から拙作のページを開き、読んでくださる方々に、深く感謝申し上げます。
これからも楽しんでいただける作品になるよう、心掛けて参りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。