現実世界を下地にした格闘漫画でよくある揺らめくような歩行達人に攻撃した相手が攻撃がすり抜けたは現実でありうるのか
これは現実的に理論的にはあり得るが物理的に本当の意味で攻撃がすり抜け揺らめくような歩行では無理
まず揺らめくような歩行で相手と距離をとスキを狙う戦法
あれが起きうるのは脳の認識の限界を起こさせることが必要である
知っての通り人間には目で見て認識できるものの数に限りがある
揺らめくような歩行とはその認識限界の情報を相手に与えることで脳が認識の限界を迎え認識が追い付かずその動きが僅かにぼやけ揺らめいて見える
そしてこれはボクシングのステップではまずおこらないだろう
その理由はボクシングのステップが単調だからだ
相手に認識限界の情報を与えるなら情報量は多くなくてはいけない
だから揺らめくような歩行は複数のリズムと足さばきと体さばきを不規則に組み合わせ相手の距離を取り幻惑する
相手からすれば予想もつかず一定のリズムも足さばきもない予想の付かない組み合わせにより不規則な歩行に見るたびに与えらる情報で脳の認識限界を迎えわずかにぼやけはまった相手は相手が揺らめいて見えるのだろう
効率重視の現代格闘ではまずない様々な相手を想定し通用し見られて研究しにくいまさに実践の戦いの歩行といえる
確かにボクシングは短期間に強くなり相手を倒す力はつくだろうが各上のボクサー相手に格下のボクサーの単調なステップなど相手によって簡単に対応され見抜かれる可能性は中にかあるがこのリズムと足さばきが不規則に変化する揺らめく歩行は同門もものですら完全に予測は難しい
組み合わせは相手が決めて変化のタイミングも相手からだからだ
つまり同門のものですら予測は難しい
そしてそれを会得してもボクシングの様に短期間で高めた攻撃力を食らえば当然相手の力次第で負けることもある
この技は無敵の攻撃回避技などではない
ただの戦いの立ち回りの技だ
ただ問題は中々やることも覚えることも多く体得してもあいてを倒す直接的技や力にはならず
それに組み合わせる技とセットになるため時間もかかるし素養もなければまともに使いこなせないだろう
まさに真の達人や強者にしか使いこなせない歩行といえる
だがこれが良く効くのは一定のレベルの修羅場や戦いをこなし勝ち抜いた強者だ
そういう強者のほとんとが戦い方や立ち回りをろくに考えず力の限り暴れまわり修羅場と戦いを何度も乗り越えられるほど現実は甘くない
強者であるほど相手を観察するためこの技はかかりやすい
そのため複数の下っ端相手や生まれ持った才能力で勝ちを重ねた相手には相手そこまでよく見て観察していないのでこの技ははまらりにくいため
そういう相手には単調な歩行で立ち回ったほうが効率的で相手が慣れてきたあたりに歩行で立ち回りに変化を入れて対応するのが妥当だろう
いかに数だけ下っ端でも仲間が何人もやられれば多少学習する奴の存在が考えられるからだ
当然所詮数だけ下っ端学習は多少なのでそこまで変化を入れる必要はないほうが複数戦での立ち回りには効率的といえる
さて次は攻撃がすり抜けたように見える
これは簡単相手の想定外の最小限の動きでかわすことで相手の常識や体験の上をいく最小限の動きでかわすこと
咄嗟に今まで経験上こんな素早い動作で俺の攻撃がかわさるわけないと無意識的自分の常識にはめて
攻撃がすり抜けた!?
と早合点だと思われる