どうも!某釘宮◯恵さんに「あなたには犬小屋がお似合いね」と言われたい、東雲メメです!
さてさて、突然ですが明日7月6日(木)にいよいよ“ガンダムVS. シリーズ”最新作『GUNDAM VERSUS』が発売するんですよ!カテジナさん!(唐突)
いやあ、据え置きハードの家庭版としては実に『フルブースト』から3年半ぶりの最新作。\来たのか!?/\遅ぇんだよ!/\待ちかねたぞ……少年!/
(……え、もう3年も経つのん……?まじかー……まあいいや)僕もいちシリーズファンとしてずっと心待ちにしておりましたわ……!
というのも、実は自分にとっての“初めて遊んだゲーム”がこのシリーズの第1作目『連邦vsジオンDX』なんですよね。同世代だと大体『ポケモン金銀』が多かった中で笑 いわば自分のゲーム史はVSシリーズと共に歩んでいるといっても過言ではない……!(過言)
そんなわけで、今回の近況ノートは執筆の息抜きも兼ねて、シリーズタイトルを一作ずつダラダラ〜っと振り返っていきたいと思います。「これやったことあるー!」って方はもちろん、未プレイな方もよければどうぞお付き合いください♪
◆機動戦士ガンダム 連邦vs.ジオン
これ以降長年愛されることとなるシリーズの始祖であり、自分にとっての原点でもある作品(厳密にはPS2移植版の『DX』ですが)。もう16年も前のゲームではありますが、この頃から既に『2on2』『コスト』『戦力ゲージ』というゲームの核となる部分は確立しているんですよね。ガンダムやゲルググのような高コスト機は性能が高いかわりに復活回数が少なく、反対にジムやザクのような低コスト機は性能こそ低いものの活躍の機会が多く与えられている。つまり機体の強さ=性能×コストで考える必要があり、このシンプルだけれど奥深いゲーム性が本当に魅力的なんですよね。この頃の自分はまだゲーセンデビューをしておりませんでしたが、曰く『ゲームセンター過疎化時代を救った』ほどのタイトルだったとか……!
ちなみに使用機体だったのは専ら「グフ」。東雲少年にとってのヒーローはアムロよりもランバ・ラルだったんですよね笑
◆機動戦士Zガンダム エゥーゴvs. ティターンズ
ファーストガンダムの続編「Zガンダム」を舞台とした作品。所謂『覚醒』や『変形』という要素が初めて導入されたタイトルでもありますね。前作に登場した機体も引き続き使用することができ、よりボリュームの増した対戦ゲームとして進化しました。
また前作でも好評だった家庭版の一人プレイ専用(宇宙世紀追体験)モードは、ミッション数が700以上ととんでもないボリュームに。原作シナリオの再現度の高さもあり、対戦ゲームとしてではなくとも十分遊べるものに。むしろこっちの方が遊んでいたまである。
使用機体だったのは「ガブスレイ」、「ハンブラビ」、「アッシマー」。潔いまでのティターンズシンパである。だってキャラもMSも好きなんですもん……!笑
◆機動戦士ガンダムSEED 連合vs.Z.A.F.T.
/機動戦士ガンダムSEED DESTINY 連合vs.Z.A.F.T. ll
基本的な部分は継承しつつも、よりスピード感を意識した調整がなされたシリーズ初の非宇宙世紀作品。空中を高速で動き回れる『ブーストダッシュ』や任意のタイミングで攻撃を防ぐ『シールドガード』、武装の『チャージショット』が追加されたのも本作からですね。「エウティタ」では半ばネタ武装扱いされていた格闘も、レバー入力によって種類の違う格闘モーションを使い分けられるようになり、その爽快感の高さや対戦バランスの良さも相まって名作と名高いタイトル。僕も特にお気に入りな作品の一つ。あと『ステキャン』や『フワステ』といったバg……テクニックが発見されたのも本作だったり。仕様ですからね!仕様!
また、PS2移植版の『連ザll PLUS』では“シン・アスカを主人公とした”ストーリーモードが実装されているのもポイントの一つ。豊富な原作再現やIFシナリオが多数用意されており、キャラゲーとしても高い完成度に。
使用機体は「フォースインパルス」「セイバー」「カラミティ」などなど。ランチャーストライクつええ!?となったのはいい思い出……!
◆機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダム
これまでは「ファースト」「SEED」といった具合に舞台となる作品を限定していましたが、今作では初代〜00までを含めたシリーズ初のクロスオーバータイトルに。所謂“ガンダムシリーズのお祭り”を全面に押し出した作品となっており、これまでのVSシリーズとは毛色がかなり変わっているのが特色。そして自分が初めてアーケード版をプレイするきっかけになったということもあり、個人的には色んな意味で思い入れのある作品でもあります。
ただ、対戦ツールとしてはあまりにも劣悪なゲームバランスをしており、“シリーズ最悪”と呼ばれるほどの散々な評価。当時のゲーセンは『7強』と呼ばれる機体(フリーダム、ゴッド、マスター、Z、試作2号機、グフカスタム、キュベレイMk-ll)を使わなければカモられて100円がすぐに溶けてしまうという世紀末っぷり。特にフリーダムに関しては唯一覚醒中に行動をキャンセルできたりと、“一機だけゲームシステムが違う”とまで言われる始末。しかも自分が使っていたのはよりにもよって弱機体と呼ばれていた『フォースインパルス』……!まだ対戦慣れしておらず環境も良くわからない状態だったので、“なんで勝てないんだろう……?”と当時は不思議に思いましたね笑 今となってはいい思い出ですが……!
◆機動戦士ガンダム ガンダムVS. ガンダムNEXT
バランス調整の大幅な見直しにより、新たに蘇った「ガンガン」の続編。前作がまあ前述した通りだったこともあり、自分にとっては(ある意味)真のデビュー作。前作において猛威を振るっていたフリーダムの“行動キャンセル”が『NEXTダッシュ』と名を変えてなんと全機体に導入されるという開き直りとも荒治療ともとれる新システムが奇跡的にも功を奏し、より爽快感の増したゲーム性が特徴。一見すると前作と殆ど同じように見えるかもしれませんが、中身は全然別物になっているんですよね笑 所謂“産廃”と呼ばれるような機体がほぼ一機もいないというのも、キャラゲーとしては評価すべきポイント。モーション一つ一つも入念に作り込まれていて、かなり“気合が入っている”と思わされるファン納得の一作です。ボイスも“全部聞いたことがあるプレイヤーは居ないんじゃないか”ってくらい(冗談抜き)豊富で、特にキャラゲーとしてはシリーズ最高なのではないかと自分は思っていますね!特に掛け合い台詞が多く用意されているのは嬉しいところ……!次作にて登場する『勝率』や『階級システム』がまだなかったこともあり、ゲーセンの雰囲気としてはこの頃が一番気楽でよかったのかなぁ……とも笑
使用機体は「デスティニー」「ハンマハンマ」「百式」「デスサイズヘル」。あと対戦であまり使うことはありませんでしたが自分のフェイバリットMSこと「ダブルエックス」が初参戦したのも本作から!
◆機動戦士ガンダム EXTREAM VS.
PS3互換基板の導入によりシステムやグラフィックを一新し、“極限進化”を遂げたクロスオーバー系の新シリーズ。ブーストダッシュ、ステップをすることで射撃・格闘モーションをそれぞれキャンセルできる「エクストリームアクション」、ブーストゲージの消費量によって着地時の硬直時間が増減する「着地硬直」、『エウティタ』や『連ザ』時代にもあった覚醒が『エクストリームバースト』と名を変えて復活するなど、アクションゲームとしてはより多彩かつ複雑に発展。またアーケード的には対戦後にリプレイを見返すことのできる『ライブモニター』や、自分の戦績や階級を記録することができる『ICカード』が実装されたのも大きな出来事でしたよね(階級システムに関しては色々と賛否両論がありましたがそれについては後ほど)。
この“リプレイを見直せる”という機能は本当にありがたいもので、自分の試合を見て反省することが出来るだけでなく、全国の猛者たちのリプレイも再生することができ、様々な切り口から自己上達に繋げられるのが魅力なんですよね。スポーツと同じで、試合に勝てるようになる為に練習や研究を重ねている時間は凄く充実していて楽しいんですよ。完全にゲーマーの思考ですが笑
しかし、この“格ゲー化”ともいえるようなゲームデザインの志向変更により対戦でのやり込み度が増した一方で、初心者にはやや取っつきにくいゲームになったとの声も。特に前述した『階級の昇降システム』はプレイヤーにとってモチベーションとなる反面、勝ち数や階級の低いプレイヤーが所謂“初心者狩り”の標的にされ易くなってしまったという別の問題も孕んでしまうことに。ここら辺はゲームというよりもプレイヤー間のモラルの問題なのですが……これによって敷居の高いゲームになってしまったのも事実なんですよね。良くも悪くも本作が『vsシリーズ』の分岐点になっているのかなぁ……と。
使用機体は「DX」「ヒルドルブ」「クアンタ」。この時のクアンタは“射撃も格闘も防げるバリアを張れる”という今思えばとんでもない性能をしてましたね……笑
◆機動戦士ガンダム EXTREAM VS. FULL BOOST
前作に比べて大きな変更点はないものの、より堅実にシステムやゲームバランスを煮詰められた続編。個人的にはシリーズの中でもかなりのお気に入り。少なくとも機体のやり込み度とシステム面ではこれが最高傑作なのではないでしょうか……!(ベタ褒め)
“機体の強みを押し付ける”というともすればやや大味気味な調整だった前作に比べ、本作は“いかに強みを押し付けるか”を考える必要があり、より機体相性よりも腕の差が重要となるゲーム性に。特に最終バージョンはバランスの良好さもあり、シリーズでも屈指の対戦ツールとして完成されています。家庭版ではDLC機体がちょっと猛威を振るい過ぎていた気がしなくもないけど……!
使用機体は「DX」「クロスボーンX2改」「ブルーフレーム」。特に『ガンネク』時代からずっと愛機として使用していたDXは、シリーズでも屈指の良調整機体に。今までは“サテライトキャノンだけが取り柄の基本性能が劣悪な高コスト機”だったのが、今作では“万能機として高い基本性能を持ちつつ、サテライトキャノンによりワンチャンも狙える”という路線に変更。これによって大ピンチからの一発逆転も可能となり、DXは僕に『どんな時でも諦めない心』を教えてくれました。ありがとう、僕のDX……←
◆機動戦士ガンダム EXTREAM VS. MAXI BOOST
コスト1000機体が1500へと移行、一定のダメージを食らうことにより発動する自己性能強化『EXオーバードライブ』が導入されるなど、前作に比べて何かと変更点の多い意欲作。参戦作品としてはこれまでゲーム作品への露出が少なかった『ガンダムAGE』が待望の参戦を果たすなど、キャラゲーとしては順当に進化しています。
一方、細かい戦術の駆け引きがウリだった「フルブ」とは一転して、本作は前述の『ドライブシステム』により“強化された武装のゴリ押しで勝ち切る”のが主流となるなど、ある意味では前々作以上に大味なゲームバランスに。恐らくこのシステム自体は初心者の敷居を下げる為に発案されたものだと個人的には解釈していますが、それが功を奏したかと言うと少し微妙なところ。好意的に受け取れば、制作側はちゃんと新規プレイヤー参入についても考慮・検討しているともいえますが……。
使用機体は「AGE-2」「ハイペリオン」「X2改」。長年の愛機こと「DX」くんは謎の弱体化&武装取り上げを食らってしまい、残念ながらあまり使われず。だ、だって機体愛だけじゃどうにもならない環境だったんですもん……!(言い訳)
◆(番外編)ガチャフォース
(コレ知ってる人いるかな……笑)
“vsシリーズ”スタッフが『2on2』や『コスト』といった要素はそのままに、コンシューマ向けに新しく開発したニンテンドーゲームキューブ専用ソフト。ざっくり言うと“手のひらサイズの本作オリジナルロボで戦うガンダムVS”。なお世界観やシナリオは“小中学生が小型ロボットで世界を救う”という王道もので、どちらかというとカスタムロボやダンボール戦機に近いかも。また『チャージショット』や『レバー格闘』といった後のガンダムVSシリーズでもお馴染みの要素は、実は本作から登場して本家へと逆輸入されたものだったり。
使用できる機体は全205種類と破格の数で、尖った性能の機体から超巨大サイズなもの、更には“条件を満たすと合体するロボ”や“全く動けないロボ”、“戦艦”、“ドラゴン”、“UFO”……と、とにかくカオスの一言に尽きる。友達と家に集まり肩の力を抜いて対戦で盛り上がれるなど、他のVS作品とはまた違った楽しみ方のできる快作。気になった方は是非とも調べて欲しい(可愛い女の子もでるよ!)
ちなみにお気に入りだった機体はダントツで「サムライショウグン」。あと黒川うさぎちゃんは俺の嫁。
他にもアーケード版としては初のオンライン対戦機能を実装した『マキシブーストON』が全国のゲームセンターで絶賛稼働中だったりと、まだまだ止まることを知らないVSシリーズ。昔から遊んでいたゲームの新作が今でも出ているというのは、それだけでも本当にありがたいことですし、開発スタッフの方々には感謝の気持ちで一杯です。
いやね、ガンダムを扱ったゲーム作品は他にも山のように出ているわけですが、ここまで一機一機が作り込まれていて、尚且つ思いのままに動かせるのは本シリーズならではの魅力なんですよね。自分の愛したガンダム作品の好きなMSを操り、努力や研究を重ね、まだ見ぬ強敵達に勝つ……というのも、ファンにとっては楽しく嬉しいものです。身内向けに言えば、僕にとっての“オーラム”はダブルエックスなんです笑
そして明日には待望の新作「ガンダムバーサス」が発売……!基本システムは継承しつつも、今までのクロスオーバーシリーズでは日の目を浴びることがなかった“量産機”にスポットが当てられているなど、ゲームコンセプトがかなり変わった期待作。当然ながら僕も遊びますよー!ここで散々思い入れがあることを語ったDXくんは残念ながら未参戦との事なので、とりあえず別の機体(「ブリッツ」や「バルバトス」あたり)を使う予定ですが……!笑
さてさて、ここまで長々とバンナムの回し者の如く喋っておいてつまり何が言いたいかと言うと……
『発売後は少し更新頻度が落ちます』
ということですね、はい←
ガッハッハ!この物書きの風上にも置けない開き直りっぷり!!
だが仕方ないのです!私は人である前にガノタであり、ゲーマーなのです……!(意味不明)
これを見て興味を持ってくれた方も是非、一度プレイされみてはいかがでしょうか。最新作を買うも良し、過去作を久々に遊んで思い出に浸るも良し。家庭版はいつもそこにあるのですから……!
そんなこんなで以上、東雲メメでした!
P.S.マナーは守ってプレイしましょう!東雲お兄さんとの約束だぞ!