この言葉
某有名アーティストのお言葉です。
良い言葉ですね( ;∀;)
私が好きな、また別のアーティストが言った言葉もあります。
「インスタント・ミュージックを作り続けた責任は自分にもある」
日本の当時の音楽シーンで見ると非常に分かり易く
「インディーズがメジャーデビューするかしないか問題」
商売として「売れてなんぼ」のメジャー界隈では、お金の代わりに芸術家としての「名誉」が失われる雰囲気がありましたね💧
「自分が良いと思う作品を作る」
そういった精神を重んじる勢からすると、メジャーとは大衆に「魂を売った」という目線で見られ、ダサい部分がありTVでの露出だけは控える人もチラホラ
そうして、お互いが権勢しあい「売れなきゃ意味がない」「伝わらなければ意味がない」という思想が現れ出し、現代にまで至る。
音楽業界でなぜこのような世界が生まれたかと考えると
「カラオケ文化」
が原因かもしれない。
素人が、大衆がいかに真似して「歌える優しい曲」の範囲での表現を強いられてきた結果、全体的な文化の衰退化が進行してしまい、舞台、ライブが中心だった海外との「質」「技術レベル」の差が全体的に生まれたのかもしれない。
個々にて素晴らしい表現をしていらっしゃる方々も当然いますので、0か100かの話はしていません。あくまでも大衆的な話です。
この様な「歪」は近代だけの話だけでなく、バロックミュージック、中世音楽の世界でもあり、そして宗教の世界ですら二分化、細分化されてきました。
私が敬愛し尊敬する漫画家、映画監督でも、その作品は全部好きではありますが、その中でも強弱の「差」は生まれます。どうしても作者さん、監督が「作りたいモノ」の作品の方がめちゃくちゃ面白く、最高🌟というレベルにまで至ります。
芸人さんの世界でも
「売れると面白いは違う」と、関西芸人さんがよく言っている話を聞きますね。
「売れる為のモノ」は殆どの作者からしても苦痛だったという話を多々、聞きます。
しかし、そういった経緯にて皆が先ずは売れるモノを!といった姿勢で取り組んでいるだろうな、とも思う。
ただしかし
どんどんとなんでも「インスタント化」して使い捨てられていくこの時代。
永遠にインスタントを作り続けなければいけないのか……?
そんな恐怖をも感じますね👻
そしてその先の未来は……?
全てが軽率で、衰退した薄っぺらい世界なんだろうなぁ……(-_-;)
そういった「陰謀」かもしれませんね👻
ここで冒頭の偉人たちのお言葉に戻ろう「時を戻そう」
……深い( ;∀;)