東海林 春山

隣にいるのが当たり前だった幼馴染の二人の女の子が、成長と共にもがき、遠回りしながら大人になって好きだと認め合うまでのお話。 豆腐メンタル体育会系女子と、鋼のメンタル不器用な策士…

ひとりぼっちの少女は、海のそばで不思議な少女と出会う。 暇を持て余した夏休み、二人は毎日会うが、彼女には秘密があって――。

同棲カップルは、室内でだらだらと過ごす。夏真っ盛り、二人の日常。

日常見たものや思いを巡らせたもの、空想の風景を、短歌にのせて書きつけます。

旅先で出会ったあいつは、むかつくし、女にはだらしないしで腹が立つ。 だけど、どうしても惹かれてしまう心は止められなくて。 無愛想な子とチャラ子の、口説いたり口説かれたりデレたり…

近所の銭湯に通うことで日々を生きながらえている私はある日、身体に押し花を持つ女の子と出会う。彼女の消えない模様たちに指を這わせながら、どうかここにいてほしい、と願うけれど。 …

バイクで空を駆ける姿に魅せられたのをきっかけに、少女たちはお互いの"走り"を応援し合う幼馴染になる。 二人でバイクに乗って通学し、ランニングの練習をして、他愛ない言葉や動画を送り…

「あなたと一緒なら、何にだってなれる」「君が望むなら、何にでも仕立てあげてみせる」――と思っていた、けれど。 新人モデルの玲と、専属マネージャー兼ヘアメイク担当の穂高が、惹かれ…

どうやら地球は終わるらしい。時間の停止した世界を歩いて、君へ会いに行く。 『会いたかった。でも、空が光って綺麗だよ。見てみなよ』

彼女のことはよく知らない。 彼女も私のことはよく知らないだろう。 だけど、私は文字を書きつけ、彼女へこっそり渡す。オフィスで、目線を交わす。彼女の家で、体を重ねる。