お久しぶりです。皆さまお元気でしょうか。
『鏡越しの恋歌』には大晦日から元旦にかけてのお話があります。
近年のあれやこれやを受けて、気になる箇所を変えたいなあ、とずーっと思ってたところをマイナーチェンジしました。
お正月気分を懐かしい二人と共に味わっていただけるなら、ぜひ、再読でもチラ読みでも!
https://www.fanbox.cc/@shoz-halym/posts/1748865(※カクヨムじゃないです…)
(自宅にテレビのない生活が長いので、テレビ番組表を調べつつ修正を加えました。例年のテレビの感じって、これで合ってる…?)
皆さんは普段、どんな風に大晦日の時間を過ごしていますでしょうか。
年末年始って、街が静かでいいですよね。
さて、私にとって2024年は暗黒でした。
毎日めそめそしていた季節はたぶん抜け出せたけど、暗闇でもがき続けた一年でした。
でも、自分が書いてきたものに救われる感覚もしばしば味わえた年でもありました。
この一年、苦い気持ち、どす黒い気持ち、自分の中には起こらないと思っていた気持ちをたくさん抱いて、それ自体は、すごく苦しくて、できる限り早く捨て去りたい感情たちだったのですが、
だけど一方で、「フィクションを通して頭で理解してるから、それらしく小説に書いてきたけど自分のなかにはない感情」だと思っていたものが、自分の中からこんな風に湧き上がるんだ、へ〜、おもしれ〜なるほど〜、と新鮮さをもって楽しめたのです。
ロボットが人間の感情を学んでオイルの涙を流す的なやつですね。傷を負って人間に近づきました。
また、今年は特に自分のポンコツ具合がほとほと嫌になるほど色んな人を失望させてずーっとみじめな気持ちでしたが、
そんな生活の中でもふとしたときに、「誰かがあんたの作品を読んだよ〜」という何らかの通知がカクヨムから届くと、
灯台の灯りのような、小さな光をもらうような心地でした。
過去に自分がつらつら書いた文字の連なりを、誰かが時間をかけて読んで、読んだよの証にボタンを押してくれて、ときには手間暇かけて感想の文章なんかまで残してくれちゃったりして!
それってすげ〜〜ことですよね。感謝の極み!
そう! 『鏡越しの恋歌』を深く深く読み込んで、その愛を文章に刻みつけてくださった方がいるんです!!
紹介しちゃお。(この近況ノートを読まないかもだけど、だめだったらこっそりお声がけください、琉寧さん)
https://note.com/runeimusic/n/n9a5c1da16c6aこんなにこの作品を愛してくれてる人がこの世にいるってだけで、本当に救われました。泣きました。考えるだけで今も泣けます。ぴ。
こういった読者の方々の存在そのものはもちろん、
本気で向き合って何かを作ったら、未来でそれに救われることがあるんだな、と(文章を書かなくなってから、より)感じ続けています。
冒頭で紹介したお正月のお話を読み直してたら、最後に玲ちゃんたちが
「いい年にしよう」と言ってまして。
……意志のチカラ〜!そうやんね!自分自身でいい年にするんよ!!と鼓舞されました。
2025年は自分を好きになれるよう、ちょっとでも前に進みたいな。
相変わらず新しい何かを書ける兆しはなくて、でも書きたいテーマはうっすらある……
ので、またいつか! お元気で!
よいお年をお迎えください!
そしていい年にしような!! 2025!!!