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研究結果

……タイトルは大仰にしてしまいましたが、別に大したことじゃないです。
前回の近況ノートに書いた、悪役令嬢のホットスタートについて、いくつか作品を読んでわかったことを、備忘メモ的にまとめておこう、と。

幾つか作品を読ませていただいて、どうやら悪役令嬢のプロローグは婚約破棄の現場からスタートすることが多いらしいです。
そのシーンではすでに主人公が『何かをしでかしていた』もしくは『婚約破棄をするように仕向けた誰かの意図により』という前提があり、覆せない状況、もしくは主人公がすでに婚約そのものを重視していないことにより、婚約破棄が成立する。
そのあとは元婚約者が『思ってた反応と違う!』と焦ったり、『当然だろう』とふんぞり返ったり、反応はいくつかパターンがあるようですが、この状況は覆らないようです。
そのあと、何かしらのイベントが発生し、新たな婚約者のボロが出たりとか、実は主人公の方が圧倒的に優れていたとか、色んな要因でもって婚約破棄を取り消したい、となるけれど、べつにヨリを戻す必要が感じられない主人公はそのまま元婚約者に見切りをつけ、新たな生活を始める……と。
大体こういうのが婚約破棄スタートですね。
『ざまぁ!』するシーンから始めて、ここに至るまでにどういうことがあったのか、みたいな例もありましたけど、たぶん婚約破棄スタートに分類しても良いと思います。

他には『このままストーリーが進めば自分に待つのは暗い未来である』ということを知った状態(おおむね幼少期)からスタートし、このまま過ごしていては自然と訪れるであろう既知のストーリーから外れるために奮闘する、というスタートもあるようです。
こちらはあまりホットスタートという括りには当てはまらないような気がしますね。

そんなわけで研究結果でした。
そもそも私が読んだ数が少ないので、パターンにするにはちょっと少なすぎる気がしますが、とりあえず婚約破棄スタートにしておけば安牌かな、と。
ここから話をスタートさせて、私のやりたいことを詰め込めば、なんとなく悪役令嬢の皮をかぶることぐらいは出来そうな感じがしますね。
まぁ、実際やるかどうかは全く別なんですけど。

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