本の世界を旅する少年たちの物語。第一巻完結です。
お話には、ほらふき男爵こと、ミュヒンハウゼン男爵が登場します。わたしが最初にほら吹き男爵の物語にふれたのはテリー・ギリアム版の映画だったんですが、イマジネーション豊かなこの映画が大好きでして。
というわけで、ねじまげ物語の中でも、ミュンヒハウゼン男爵は大活躍です。
主人公洋一少年を陰に日向に助けてくれます。男爵の愉快な部下たちは今回登場しませんが。
両親を殺され、ウィンディゴに命(というよりも伝説の書を)狙われる主人公。
狂った物語をただしく導くことができるのか、みどころです。