柏木椎菜

『【三題噺 #53】「リボン」「銀行」「ブレーキ」 』によせて書きました。

彼女が何度蘇ったとしても、私の行為に変化は無い。

諦めることがない彼女のことを、私は尊敬していた。

「第六回偽物川小説大賞」の二作目にすべく書きました。滑り込みですみません。ジャンル迷子になりましたが、ホラーということにしました。

ドバトなのかキジバトなのか

短さの限界に挑戦。短くても、物語。30秒で読める——ミステリ。

僕たちが住む町にはおおきな交差点があって、そこでは、お爺さんが手招きをしていた。 僕や妹にはおじいさんの姿が見えたが、パパやママや、他の多くの人には、そのおじいさんは見えていない…

広縁好きな人多いよね

SARF×カクヨム 短編こわ～い話コンテストに応募したぜ〜ハアァァーイ！！

「喜び」「感動」「愛」「恐怖」等々…… 世の中には感情に関した単語が沢山転がっている。 でも、これって何なの？ 生殖活動のトリガー？ 自己防衛本能？ 群れの形成のため？ 私に…

愛していたゆえに、盲目的になっていたのかもしれない。

夜中に訪ねて来た、隣室に住むという一人の男。島田と名乗るその男は「ベランダを貸してくれ」と、奇妙な頼みごとをして来た。

夜の落ち着いた声のパーソナリティさんが好き

善良たる彼女を傷つけるような人間を、私は許すことができない。

近頃、妙な夢を見る。 仏間で弟と話している夢だ。家のどこかで風鈴が時折りぃんと澄んだ音を立てるので、たぶん季節は夏なのだろう。廻り廊下の向こうに見える山々の緑は色濃くて、青褪めた…

家族から見放されたのは、私が愚かだったからだ。

私と彼女ほど、幸福な関係を持つ人間は存在しないだろう。

月明かりに照らされて、狂ったように踊る少女の影！廃校に訪れたユーチューバーの私は、その正体に挑む。

連載を始めたくなったので始めてみました。色々と未定ですが、十万字めざしてがんばりたいと思います。 今のところ、なんかモヤモヤしながら生きてる中学生の女の子が、ほぼ登校拒否な同級生…

大人になってからが本番だった

絶対的な強者には、何をしても無駄である。

糖分大事

『「犬」「鬼」「船」｜三題噺 2024.02 』によせて書きました。

掌編。瞼の裏に見える森の話。 ※「小説家になろう」との重複投稿です。

バイクに轢かれた男×バイクで轢いた男がなんか付き合うことになるハートフルなボーイズラブです 期間中に１０万文字いったのでよかったです

天然塩は美味しくもある

本人の意思の強さ弱さに関わらず叶うものは叶っちゃうよね

悪事を働いた瞬間、その人間は終わる。

「第六回偽物川小説大賞」によせて書きました。お題は「機械」です。

僕には人の「享年」が視える。その人が何年生きるかが分かるのだ。間違ったことは一度もなかった。潮海先輩が僕の前に現れるまでは。 先輩の享年は７年前。それなのに、先輩は今も平然と生き…

夏の夜の話。

大晦日の夜、小学生時代の幼馴染み三人で宅飲みから始まる怖い話。 各々に巡るワンチャンス、そして首吊り。

私の筆名が邪竜神デスドラグーンだった可能性について

映画は『ツーリスト』でした

大病を患って入院していた主人公の男は、治ることなく亡くなってしまう。しかし、聴覚だけは機能していて家族から最後の言葉が寄せられる。それは「死んでくれてありがとう」だった。

お酒美味しい

【CP】 浜辺で佇むセイレーン×村に住む木こりの青年 【あらすじ】 木こりの青年オルフェンが夜の海を歩いていると、歌がどこからか聞こえた。 歌の元を辿っていくと、そこには上半身…

「いっそ事故に巻き込まれてくれていれば良かったのかな」 なんて思ってないですよ

怪人タイガンダーが悪行を働こうとしたそのとき、正義のヒーローが現れた！ 彼らの名前は千体戦隊サウザンレンジャー！　その名の通り1000人で構成された戦隊ヒーローだ！ 怪人1人に…

　そんな叔父さんとも、高校を卒業してからは、僕自身の忙しさもあり、関わる機会は減っていった。だから、叔父さんが死んだ、と聞かされた時にはもう、何年も会っていない状態で、自分でも驚…

「あーしの小説を読んでくれ！」 文学部の部室にいきなりやってきたギャルはそう言った。 クロエは戸惑いながらも彼女の書いた小説を読むが、そこにはとんでもないことが書かれていて—— …

占い師さんに相談してみた

『【三題噺 #49】「接触」「回復」「予定調和」』によせて書きました。

さまよう人魂、輝く流星、そして地に落ちる隕石。これら飛ぶ火はかつて「光り物」と呼ばれた。 江戸時代後期、安房国に隕石が飛来する。村人たちは天からの授かりものとして祀ったが、実はそ…