お久しぶりです、しーたです。
本日から、新作「私はリングの中で幸せを探す旅に出る」を始めました。
実は一本先に書き始めていたのですが、５～６万文字程度のところで躓いてしまい一度お蔵入り。
そこで、既にある程度妄想していた今作を先に書くことにし、本日第１話を発表する運びとなりました。
更新日は月曜・水曜・金曜の週３話とします。
今回の物語は、女子ボクシングを通じて、過去の不幸により感情を失くした少女が成長していくお話しとなります。
この物語の切っ掛けを思いついたのが２、３年前。
スポーツニュースの記事か何かで３０代（だったと思います）の女子ボクサーが現役でチャンピオンでいることを知り、こんな凄いボクサーを倒せたら、どんな結果が待っているだろうという妄想から始まり、どんどん膨らんでいき今でも妄想が続いています。
私が小説を書くに当って一番最初に決める（思いつく）のは、一番盛り上がるシーンからです。
歌でいうところのサビの部分です。
そこへ向かって色々と設定を妄想していき、その中でキャラクター同士の交わりやストーリーの展開なんかを決めていきます。
なので、執筆は半分ぐらいまで終わっていますが、ラストシーンだけはしっかり決まっています。
感動出来るお話しを目指していますので、ご期待にそえれば幸いです。
そんな訳で、今回の主人公「鈴音 幸子」は、過去作に居ない不幸な生い立ちとなっています。
勿論、ラストシーンに関わる、というか物語の主軸となっている、「成長」に大きく関係しています。
ただ、あまり酷い描写にしてしまうと、物語自体が重く暗い雰囲気になってしまい、読んでいて気が滅入ってしまっては成長物語にふさわしくないと感じ、妄想から文字にする時にかなり気を付けました。
ダークで自虐的な作風にはしたくなかったのです。
そういう作品を読みたい時もあるかも知れませんが、私個人としては応援したくなるキャラクターを書きたいので、辛い過去があったかも知れないけれど、少しずつ成長していく主人公を見て、読者の方々が何かを感じて貰えれば、もうそれだけで今作を書いた甲斐があります。
結果的に、設定は重いですが作風はその重さを引きずっていない（はず）です。
通勤・通学の暇つぶし、寝る前の一時なんかに軽い感じで読めると思います。
半分進めてみて注意したのは、さり気なく成長を表現していくところです。
妄想の中の主人公は既に物語を完結していて、最終的にどうなるかは自分で分かってしまっているので、その最終形を物語の途中で表現してしまっては元も子もありません。
一歩一歩、ゆっくりと成長していく様子を表現していくのは難しいかった（まだ途中ですが…）です。
ちなみに、ボクシングの知識は皆無に等しい状態から書きました。
妄想の原点がボクサーだったので、その流れでボクシングの世界を選びましたが、経験者から見て不自然な部分があると思います。
ですが、生暖かい目で読んでいただけると助かります。
一応、ボクシング講座を読んだり、練習方法の動画や、試合もいくつか視聴しました。
住んでいる地域的に、実際の試合を見るのは難しいのですが、機会があれば試合観戦してみたいと思っています。
それと、この後、架空の大会が物語に登場します。
その中で同じ所属ジム同士の試合もＯＫみたいな表現が出てきますが、現実的には八百長になる可能性があるということで行われないことも理解しています。
（過去には実際に同じジム所属選手同士の試合もあったようですが…）
その辺はファンの人から見たら違和感があるかも知れませんが、小説の世界でのお話しなのでご了承願います。
最後に…
感想、ご指摘など遠慮なくいただきたいです。
それを糧に、更に妄想を膨らませていきたいと思います。
そして、この小説があなたの暇つぶしになれば幸いです。
それではまた、後ほど。
SEE YOU(^_^)/~