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空を飛びます

私は今、恋愛ファンタジーを書いているのですが、今朝、「朝吹」さまに身に余るレビューを寄せていただいたのを見て、空が飛べる心境です。
朝吹さまはいつも褒め上手、褒めてて育ててくださろうという方なのですが、その分を引いて読んでも、うれしい気持ちは変わりません。

私の気持ちは、下のうれしくなると登場人物が空を飛ぶシャガール(1887-1985)の絵の如くです。これはロシア革命直後の1917年に描いた絵で、「散歩」という題です。
でも、左下に花とかキャンディなどのカラフルな贈り物が甥てあるので、プロポーズされてうれしくて空に舞い上がっているところと取れますよね。
これはロシア十額革命の後、ロシア系ユダヤ人のシャガールが、その喜びを描いたと言われています。背景に、ロシアの教会が見えます。
どちらにしても、空を飛ぶようなうれしさを表現しています。顔だけみると、そんなにうれしそうでもない、こわい顔だと感じる人がいるかもしれません。が、これはシャガールのスタイルで、私も、もっとかわいく描けないものかと思ったこともありましたが、慣れると気になりません。
このドレスアップした女性の場合は男性が手をつかまえているのですが、私の場合には誰もそばにいないので、空高く上がります。私、しばらくは機嫌がよいので、何かほしい方は、今、頼むとよろしいようで。
朝吹さま、ありがとうございました。

2件のコメント

  • シャガールの妻が書いた「空飛ぶベラ ―マルク・シャガールとの出会い」を想い出します。
    シャガールについて知りたくて手に取ったのですが、ユダヤ人の多い古い街で暮らしていた少女ベラの面影だけが強く残った読後でした。

    昨夜みたところ「ニジンスキーはなぜ狂ったか」は取り下げていらっしゃるのですね。また復活させておいてくださいね。

    「陳情令」、連載作品の着想を得たドラマのようなので、検索してみました。ヒュー♪ と口笛を吹きたくなるようなイケメンが二人出てきました。
  • 朝吹さん、昨日は特別にありがとうございました。
    ベラさんの「空飛ぶベラ」、これ、ものすごくアピールするタイトルですよね、シャガール好きには。原題は「燃える炎」だと思います。
    このベラさんとサン・デグジュペリの奥さんのコンスエロ、似ていませんか。コンスエロにも「薔薇の物語(The tale of the Rose)」という本があります。ふたりとも美人で、妻という枠にははまらない女性、ベラさんはシャガールを飛ばせ、コンスエロは王子さまを旅に出しました。コンスエロのことは、いつか書きたいとは思っています。
    ニジンスキーのこと、ありがとうございます。話は長いので短く書きますが、しばらくは、ここでは、明るく、楽しく、おもしろいストーリー、つまり絵ならば、印象派系をめざすつもりです。辛すぎる時代なので、(自分が)朝楽しく起きられるように。
    「陳情令」、これは相手を思う小曲という意味です。
    ニュースで中国では100億回も視聴されているという記事を読み、驚愕。そんなに人気があるのはなぜなのかと思い、DVDを取り寄せて見ました。私の見た唯一の中国映画です。
    でも、そんなにやさしいストーリーではないし、物語の半分は残酷でややこしく、見たくない場面が多いです。
    でも、ふたりのイケメンお兄さんの存在が、すべてのマイナスをカバーします。
    このふたりをイメージして中編小説を書いているのですが(笑)、こういうモデルがいると、書きやすいです。








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