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『錬金術科の勉強で忙しいので邪魔しないでください』が書籍化されます


いつもお読みいただきありがとうございます。
作品をフォローくださった方々、作品を応援してくださった方々、コメントくださった方々、星をつけてくださった方々に心からの感謝を捧げます。

もしかしたらご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、株式会社KADOKAWAのHP上で発表がありましたので、ご報告させていただきます。


(⌒▽⌒)/゜・:*【祝書籍化】*:・゜\(⌒▽⌒)

12月10日発売、
タイトル:『錬金術科の勉強で忙しいので邪魔しないでください』
著者名: 詩森さよ
Illustrator:kgr
出版レーベル: カドカワBOOKS
出版社: 株式会社KADOKAWA

ISBN:9784041109564
価格:¥1,200
https://kadokawabooks.jp/product/renkinjutuka/322009000207.html


これもすべていつも読んでくださる皆様のおかげです。
本当にありがとうございます!

今回カクヨムでの連載版(以後web版)から改稿して書籍では私自身がこうすればよかったと以前から思っていたこと、書けていなかったことを盛り込みました。

そのためキャラクター設定を一部変更いたしました。
まずエリーの年齢を13歳にあげて、もう少し女の子らしくしました。
これは物語の動く13歳にしたかったからです。
それからもっとエリー本人の能力や性質を描いて、今まで以上に奮闘しています!

あとモカを早めに出しました。
彼女は物語の鍵になる乙女ゲームのことを教える重要キャラクターだからです。
モカのおかげで物語の当初になかったモフモフとポフポフの癒しがアップです!

それとイラストの力ってやっぱりすごいですね。
kgr先生の描くエリーがかわいい、すんごいかわいい。
ちびビリーも、大人ビリーもすんごいかっこいい。
モカのもぐもぐしてるとこなんか抱きしめたくなるくらい愛くるしい。
白黒の物語に色が付いた、そんなぐらい変わりますね。
こちらでお見せできないのが本当に残念です。

書籍とweb版は同じ物語ですが、似てるけど違う世界で設定や進行がちょっと変わったとご理解いただけたらと思っています。
このウルトラハードモードなweb版をかなりソフトにして書けなかったエピソードをたくさん入れました。
web版読者様にはそういった意味でも違いを楽しんでもらえたら嬉しいです。
とにかく今の私のありったけを詰め込みました。
私はweb版とはまた違った面白さがあると思っています。

書籍化にあたって、さよ吉から詩森さよ(うたもりさよ)に名前を変更しました。
詩森いう姓は、姓名判断サイトで言葉に関係のある字が入った苗字に決めました。
結構いい名前で気に入ってます。
web版はさよ吉(詩森さよ)で参ります。

それとこの作品をカクヨムオンリーにいたしました。
他のサイトではこの作品を読むことは出来ません。



それでは以前近況ノートにて、書籍化するつもりはないと言ったのにどうして書籍化に踏み切ったかを書きたいと思います。
少し長くなるので、読むのが面倒な方はブラウザーバックお願いします。

元々私がライトノベルを書き始めたのは、1つの作品のおかげでした。
それは小説家になろう投稿作品で以前はトップに君臨し、現在は残念ながら何年もエタっているにもかかわらず異世界転生(恋愛)ランキングで100位前後のある超名作です。
書籍化はされていません。
異世界といっても内容は現代で、悪役令嬢風なのに庶民派残念美人お嬢様のめちゃめちゃ楽しいラブコメ(ラブ要素薄め)です。

あまりに好きで毎日、何回も何回も読み返していました。
作者様に続き書いてほしいと切に願いました。
でも自分も書いていないのに、そんなことお願いできるのかとも思いました。
それでその物語の視点を変えて最初から最後までのプロットをたててしまいました。
ちなみにあの楽しい物語が、私が書いたらなぜかラブサスペンスになりました。
くぅうう~、コメディの才能ありません……。
それでもこのことが大きなきっかけになりました。

以前近況ノートに書いたのですが、おととしから去年かけて周りの人が変わっていく姿を見て、自分も何かしたいなと思いはじめました。
それでこの『錬金術科の勉強で忙しいので邪魔しないでください』を書き始めました。

その途中で皆様もご存じのあの悲しい事件が起こりました。
ヒトはいつ命が失われるかわかりません。
誰にも読まれないから、恥ずかしいからというような理由をつけて、後でやっておけばよかったという後悔はしたくなかった。
私は出来る限り自分の人生を納得して歩んでいきたい! そう思ったのです。

それでカクヨムに作品を投稿しました。
とにかく作品を書いて完結させよう、それが目標になりました。
こんな感じで始めたものですし、初投稿ですから書籍化なんて全く考えていませんでした。

だけど編集者様の真摯なお気持ちを伺って気持ちが動きました。
一番うれしかったのがこの物語を好きになってくださったことです。
こんな風に思ってくださる読者様がいるのならば、ぜひ書きたいと思ったのです。
私の作品が誰かの楽しみの一つになれるならこんなうれしいことはありません。
だからチャレンジすることにしました。
これが成功だろうと、失敗だろうと、後悔せず自分の道を進んでいきたいと思います。

それでは長々と読んでいただき本当にありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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