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『工学的ストーリー創作』
……恐ろしい言葉です。
創作ってそんなものじゃないだろう。
創作するという行為がどれだけの歴史を持ってると思ってるんだ。
そんな工場で作るみたいなノリで創作が出来てたまるか……
――と、創作論をはじめに読んだ時は思ったのですが、今は
『うんうん、それもまた創作だね』
ぐらいの気持ちになってます。
考えてみれば、統一性というのはある程度必要なわけで。
別の方が文字の表現についての話を近況ノートでしていて、「そういえば自分、その辺かなり適当だな……」と思い直したのです。
こだわるときには結構こだわります。
一人称とかちゃんと決める。
『私』と『わたし』と『あたし』じゃ全然違う。
台詞、もしくは一人称の語りの中でどこまでの語彙や表現を使うかはしっかり自分の中で決めてます。それがキャラクターの印象を決めますし。ふわふわした子なのか、しっかり思考をする子なのか。
でも、それをする必要が無い時は本当に適当です。作品ごとに漢字の開きとかバラバラだし。酷いと同じ作品の中で違うし。
それ以外も、外見設定とかも必要のないところは本当に決めてない。どうでもいい。
……だから、この辺もしっかり自分で決めておかなきゃな、と思ったのです。
どこかに基準を設けて、残しとくべきか……
――そんなことをこの数週間、ダラダラと考えてたわけですが、そろそろ『また書かなきゃな』の思いが出てきたので、また執筆に戻らないといけません。
まず、カクヨムコンは長編はやめて、短編をいくつか出していこうかなと。
幸いまだ文字に起こしてない構想もあるといえばあるので。
どこまで出力できるか、ちょっと怪しいぐらいですが。
そして当座の本命は、公募向けに一本中編を書く。
出す賞と、書きたいものは決まってます。
これをとりあえず、今年いっぱいで目処をつける。
そして、並行して、創作論に従って論理的に作品を書いてみようかな、と。
ある程度字数が溜まったら連載へ行くか、手近な公募へ行くか。
この作品は、いわゆる世間へ『寄せ』に行く作品になります。
きっとラブコメ。
セオリーに忠実に。
さて、得られるものはいったい……?