https://kakuyomu.jp/works/16817330657378543153/episodes/16817330668275439704 百億円で異世界に学園作りを更新したしました。
ということで今回は、私が作家を続けて感じたことをお話しさせていただきたいと思います。
それが執筆において何を追いかけるか、です。
簡単に言うと作品の完成度を上げるために、重視するものを考えなければならないって話ですね。
例えば、表現力。
他の作家では出せない表現によって、読者を没入させ、陶酔させる。これも作品の完成度と言えるでしょう。
また、世界観なんてのも完成度に繋がる要素。
圧倒的な世界観で惹き込み、その世界から抜け出せないように心を掴む。人気のゲームなんかは大抵、世界観が素晴らしく、本当にその中で生きているかのように感じますよね。
小説においては、細かな造り込みやちょっとした情報の中に、その世界の呼吸を感じるかどうかが大切なのではないでしょうか。
その他にも登場人物だったり、興味深さだったり、芸術性だったり、要素を挙げていけばキリがないですね。
そうなんですよ。完成度を高めると言っても、アプローチの方法は多く、大切なのはどれを選択するか、なんです。
当然、何かを切り捨てていいという話にはなりません。
どれも必要な要素です。どれかが著しく欠如するようでは、歪な作品に仕上がるでしょう。
ある程度、どれもボーダー以上のスコアを出すべき。
その中でどこを特化させるのか。
私なりに二年以上毎日投稿をしてきて、選んだのは『読みやすい文章かどうか』と『自分にしかない発想が含まれているかどうか』でした。
みなさんにとって重視している、特化させているポイントはどこですか。
これは常にトライアンドエラーを繰り返すしかなく、私の選択が正解だなんて言い切れません。
ここで言いたいのは、作品にだけ向き合うのではなく、小説というものを細分化して考え、どのような要素があって、自分にとって何が向いていて必要なのかを考える。
そんな時間を置いてもいいのでは、ということです。
そんな風に向き合っていれば、常に新しい壁があり楽しみがあり、執筆から離れることもないかもしれませんね。
澤檸檬