佐藤宇佳子

卒業を機に別々の道を歩むはずだった私と咲希。 最後の思い出作りに、私たちは学校の怪異「千影様」を真似た。 それが、二人の「永遠」の始まりだった。 （本作は8月に投稿した『千影さま…

レンタル恐ろしい人は、「恐ろしい夲ｽ厄」を派遣するサービスです。 隣人トラブルや職場の人間関係などの解決にご利用ください。 私たちは 「邏皮ｲ九↑諱先?」 をお届けします。 暴…

大学時代から付き合って、同棲3年目の彼女は、何でも相談なしに好き勝手に行動する。その彼女に最後通牒を突きつける⁈ ※具体的な性描写はありません。

虹乃ノラン様の自主企画「あなたの筆名の由来を知りたい。」に参加させて頂きました。 https://kakuyomu.jp/user_events/8221398406234063…

ウィスキー。それは、青二才には到底、分かり得ない味。その美味しさが分かるようになったら大人になった証拠だ。

期末補習の夜、10人の生徒が教室に閉じ込められた。 黒板に浮かぶのは「一年前の転落事件の真相を答えよ」の文字。 誰もがあの夜の30分を覚えていない。 嘘と沈黙の中で、真実だけが息…

エンタメと文学の二大潮流があるが、エンタメはひたすら売れることを目指す。対して純文学の場合は、あくまでアートなので、売れたら文学じゃないとまで言われることがある。それはどうしてな…

満員の通勤電車で通うことが辛くなった俺は、羽が欲しいと望んでいた。 そんな時、通販で空を飛べる羽が生える薬を見つけ、購入した。

怒りに任せて書き上げました。連載させて頂いている怪奇面妖今昔奇譚風に書きましたが、スタイルが違うので外伝としました。よろしければご一読ください。なお問題が生じた場合は自分のポリシ…

エッセイを書く人、カクヨムコンでエッセイを書こうと考えている方への、もしかしたら役に立つかもしれない話。

『カキタ』で営業職をしている私“立石春香”は得意先である太桂屋から突然、取引停止を言い渡された。 ※イラストあります。 ヒロイン『立石春香』さん https://ka…

不治の病に侵された男の元へ市女笠の行商人が訪れる。彼が薬と称して売りに来たのは、人魚の肉だった。

文学作品即売会への憧れが高じた筆者は、生来の引っ込み思案を無理やりに押し込めて、ついに「2024年・2025年文学フリマ福岡」へと足を運ぶ。彼がそこで目にし、感じたものとは… 「…

銀歯の下に眠る地獄――数カ月にわたる痛みと戦い、ついに決着！ 勇者のように歯医者に挑み、神経処置と新しい銀歯で口福を取り戻す。 痛みに耐えた日々の奮闘を、さんまｻﾝ風の語り口で描…

今はもう昔、昭和４０年代の頃のお話です。 ６畳一間のアパート“寿荘”の住人の三人の若者はどの様にして、このアパートから“卒業”していくのだろうか？

涙ぐんで、歩き去ってゆく陽和（ひより）を、“おれ”は謝ることもできずに見送って。 あいつにそんな顔をさせた原因は、特別校舎の西の壁に浮かびあがる「妖怪」だった。 クロノヒョウ様…

オカルトに興味があるEと、霊感があると噂されるK。彼女の関心を引くため、Eはある悪戯を仕掛ける。

1998年、秋。ウィーン。 特別な才も、恵まれた環境もない。 努力だけで音楽院への留学を掴んだ青年・芝並隆二（しばなみ りゅうじ）。 彼の前に現れたのは、 誰よりも自由に弾く天…

　ある日、天井に張り付く顔に気付いた。顔は告げる。 　「明日は~」 　……お楽しみいただければ、幸いです。

ある日突然、痔になってしまった中学生。 足を上げ、踊りまくり、肛門に風を送り、何とか痛みを回避しようと耐えるが・・。誰にもバレたくない病気になった時、あなたならどうしますか？ …

リア友の久米橋花純が本日11/14で14歳になります。みんなで祝いましょう！！

曾祖母の没後、掃除のために母と弟とおとずれたその古い館には。 ほぅら、やっぱり、ロクでもないものが描かれた、隠されてた。 柴田恭太朗様主催の企画『三題噺 #101』参加作品。 …

停まらないバス停の待合所には、セーラー服を着た骸骨が座っていた。

人間関係に悩む大学生と、自称ちゃらんぽらんのオジサンが出会ったのは、ホスピタル・ホスピタリティ・ハウス「てあての家」の前だった。 ※ほんのりですが、ボーイズラブ作品です。苦手な…

人に優しくすることに後ろめたさを感じる男が電車の席を譲ったのは、バーレルを抱える怪老人だった。 老人はフライドチキンに人間を見せているのだという。

泣くことはある。

　私が出会った彼等は、一体どんな関係なのだろう――。 　サラトガクーラーを前に、少年はオカルトライターに、語る。 「話を聞かせて」の続編にあたる話ですが、この話単体でお読みい…

雪山での出来事。

僕がカフェで考えたことと、僕がカフェで見るもの。 所詮全ては単なる事実。 （※キャッチコピーはSyrup16g「リアル」の歌詞より）（反省はしていない） （※どこまでがフィク…

世界最初の劇場型犯罪。ヴィクトリア朝ロンドンを震撼させた切り裂きジャックの謎。迷宮入りしたこの事件に、サムライの末裔で女脱出芸人の弟子である杉崎三郎が迫った。ジャックは誰だったの…

妻とのあいだに子ができず、夫婦仲が冷め切った男。会社の帰りに白い蝶を目にした。その空白の中に望んだ未来を垣間見る。

1話1分で読める怖い話です。 25話で完結予定。 （25話そろいました！） 同タイトルでアルファポリスでも掲載しています。 また、無断転載、朗読は固く禁止いたします。

１話読みきりのホラーです。実話怪談的なものや不条理系の話、民話的な話なども書いていく予定です。 ごくごく短い話ばかりなので、気軽に気に入った題の話からお読みください。

二十年を生きた猫は尾が二又に裂けて、猫又となる。

ホラーと幻想をテーマにした掌編をだらだらと流しております。 ややクトゥルー神話ネタ多めかも知れません。

　あの日、あの空で、白いカラスに若鳥は喰われた—— 　20X2年——AIの軍事攻撃使用を禁止する国際法を、某国は反故にした。彼らは瞬く間に周辺国を占拠・支配し、世界は第四次…

井戸の底にある月の言い伝え。 ※「小説家になろう」との重複投稿です。

空に棲むものたちの物語。 ※「小説家になろう」との重複投稿です。

ねえ、あなた。 あのときの月、今も覚えていますか。 私は、忘れられそうにありません。 かさりと、私の手の中で紡がれた世界が揺れた。

　ロックグラスを前に語られる怪奇譚。 　男の話を聞き終え、オカルトライターは何を思うのか。 　お楽しみいただければ、幸いです。

深夜のファミレスにて。 『紅い月を盗んだ夜』https://kakuyomu.jp/works/16818792440306325798 こちらの物語の世界線。 主人公は、少…

第一章　無名のバレエダンサー 「バレエスクールにはスタイルのいい女がいる」 という下心丸出しでバレエスクールに入る親友の藤太に誘われて、なかば無理やりバレエを始めたまこと（男…

高校の陸上部に所属している私は、同じ800メートル走を専門にしている憧れの先輩にレースで一度も勝てず、鬱屈とした毎日を過ごしていた。先輩への思いが募った私は一念発起して、県大会の…

数分で読めるホラーの超短編集。 一話は短くても、後味はじわりと絡みつく。ときにやさしく、ときにひやり。味わい多彩な掌編ホラー集です。 最初の２作『旅館のしゃもじ』と『枝垂れ女』…

彼を殺しました。 罪悪感で眠れません——いや、正確には“臭くて”眠れません。 洗っても祈っても消えないあの存在に、わたしは悶えています。

現実と妄想が紙一重となったとき、彼女は目覚めた。 それは恐ろしくも甘美な瞬間だった。

体験・伝聞・その他。

“しょうもない日常の断面”を羅列して書く、ゆる哲学もどきです。どこから読んでも大丈夫！軽い気持ちで笑ってください。

歴史上の人物で、ライバルとされる二人を恋人同士にしてみました。 ふざけた話なので、歴史好きな方はやめておいた方がいいかも。 ややエロいので、15歳未満の方は閲覧注意です。 くだら…