カクヨムでも、病んでゆく人をよく見かける。だから、俳句・短歌コンテストが開催されたのではないだろうか?
俳句は挨拶の文芸といわれている。
「人」や「自然」に挨拶することで、自分の存在を改めて認識する。俳句とは「自分の為」に詠むものであって、承認欲求を満たしたり、評価される為の手段ではない。
ただ結果として、多くの人から共感が得られることもあれば、評価されることもある。
これが良く本などに書かれている、一般的な話だろう。
個人的な解釈は、挨拶なのだから、当然対象となるものに対しての「思いやり」や「尊重」する気持ちがなければならない。だから、季語を雑に扱ってしまってはいけない。
それに、俳句は様々な解釈があってこそ、始めて完成する。自分だけでは完成・成立せず、必ず相手が必要となる。だからこそ、個人的な主義や主張を押し付けるものではない。
自分らしくある為に、自分らしさを見つける為に。
そんなカクヨムの使い方もあるからこそ、俳句・短歌コンテストが始まったのではないだろうか?