皆様ごきげんよう。
先日、東京都で都知事選がありまして、私も都民の一人として雨の中投票に行ってまいりました。
新型コロナウイルスが再び増加傾向にある中での選挙と言うことで、投票所もソーシャルディスタンスが徹底されており、会場の外にまで列ができていました。こんなんじゃまた投票率が低下するのかな…………と、思いきや、そこまでガクっと落ち込んではいなかったようです。
(※投票率55.0%…前回と比べて4.73ポイント減)
開票結果も、特に波乱なく妥当なところでした。
別に敗れた候補に入れたからと言って、それが悪いということは全くありません。投票は内心の自由です。
とはいえ、都知事選で都政関係ないことを公約にされると、都民を馬鹿にされているような気はしますが…………
さて、話は少し変わりますが、私は選挙に行く度に、こんなことを考えてしまいます。
「もし、選挙権が裏で売買されていたら?」
基本的に選挙は投票券さえあれば、身分証明しなくても(一応簡単なチェックはありますが)投票は可能です。
ということは、棄権しそうな人にあらかじめ交渉して「代わりに投票する」と言うこともできるのではないだろうか?
しかし、この文言を見て
・現政権が自分たちの息のかかった連中を使って支持を水増しするから駄目だ
・「選挙権がない人」の意見が政治に反映されてしまうから駄目だ
のどっちかの考えが頭に浮かぶという違いはあれど、大半の人は「いやそれはダメ」だろと思うはずです。自分の票くらいは売ってもいいやと考える人は果たしてどのくらいいることやら?
また、例えいたとしても、このネット社会でそのような動きをしたらあっという間にSNSなどで世間にバレてしまいます。
そう考えると、やっぱり投票券の売買って非現実的だなと思う次第です。
が、しかし、投票券の売買または投票券の「横取り」事件は過去に実際に起きていて、1968年(昭和43年)に公明党がやらかしていたとか。wikiで経緯を調べると、あほらしくて笑える。
また、日本のみならず、過去にはウクライナでも同様の手段でロシアが介入したこともあるようです。まったく、ヤンチャな国ですね(白目)
よく、小説を書く際には「もしも~が○○だったら」というIFを膨らませ、自分なりに面白おかしく肉付けするものですが、やはりどうしても自分の「願望」が混じるので、現実の参考にはとてもならないでしょう。
ですが、こうして実際の事例があると、ある程度結果に説得力が出てくる反面、自分の考えることは先人も思いつくものなんだなぁと…………