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  • エッセイ・ノンフィクション

その6「テレビ」

 昨日の朝、またいつものように息子を学校へ送り届けてからパートナーに「おはよう」と電話をした。すると、又しても変な現象が起きたと彼が言い出した。

前日の夜、彼がまたリビングのベッドで寝ようかなとテレビを消して眠りにつき始めた時にテレビのスイッチがオンになったそうだ。

彼はまたしても「僕らはラッキーだよ」と言った。

私の中で一つの疑問が生まれた。ここ数週間に渡って起きるこの現象。誰かが自分の存在を証明しているように感じる。ひょっとしてこれは例の若者の仕業ではないかと思うようになった。彼は生きているのだろうか。。。

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