私の部屋には非常用の電気がある。
昨日、使ったことのない非常用電気を試しにつけてみた。
強いライトが部屋を照らす。
電気を消して寝室へと移動した。
子供を寝かしつけていると寝室から続くリビングへの廊下に光が射す。
「あれ?さっき電気消さなかった?」
パートナー「消してからこっちの部屋に来たよ」
「でも、電気ついてるよ」
翌朝パートナーに聞いた。
「電気、消しに来た時スイッチはオンだった?オフだった?」
パートナー「オフだったけどついてた。」
私はとりわけその手の話も苦手である。
深いため息をついた私にパートナーが一言
「君の友達のしわざじゃない?」
パートナーも彼の存在だと思い始めていた。
彼にはどうしても生きていて欲しい。