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  • エッセイ・ノンフィクション

その7「真夜中のテキスト」

 もう1−2週間前ぐらいになるだろうか。パートナーがついに私と息子が寝る寝室に移動してきた。クィーンサイズのベッドの横にシングルサイズのベッドを作り、隣で眠るようになった。

 真夜中携帯にテキストが一通入った。
私はちょっとした音でも目が覚めるのですぐにわかったが、そのままチェックせず眠り続けた。翌朝携帯を見るとテキストはなかった。よく考えれば夜中は音を消してるんだった。だったらあれはきっと彼(パートナー)の携帯のテキスト音だったんだ。彼に、昨日の夜中誰かテキストしてきたから目が覚めたよ、と言うと、彼の携帯にテキストはなかったそうだ。

 ではあの音はなんだったんだろう。私は間違いなく聞いた。

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